魔王の幹部として好き勝手に生きる!!外道でも何でも好きなだけ文句を言え、お前たちを見下してやるから
武田勝長
第一章、始まり
第1話、平等などこの世には無い!
俺はどこにでもいる普通の社会人だった、社畜とも言われているけど俺はそこそこに幸せに暮らしていた。好きな事ができて好きなように多少であるけど生きることもできていたので不満と言う不満はなかった。
でも昔から普通の人生だったかと言われるとそうではなかった。俺には生まれた時から親がいなかったと言うべきなのか。
父親は産まれる前から死んでいたらしく母親の方も俺を産んだ時に亡くなったらしい。でも俺を死を覚悟までして産んだ親は恨みきれないというか怒る理由はなかった。
それに結果的にはなんとなく平凡に生きてこれただからこそもしこんな生活が続くのであれば俺は何も文句は無かっただろう・・・会社の先輩が不正をしているところを見てしまうまでは。
すぐにそれを上の上司に報告してなんとかして辞めさせて貰えるようにできませんかとお願いをしてみたのであった。こんな不正を野放ししていたら行けないことはすぐに理解して行動に移した。次に警察の人に連絡して証拠を渡して、更に法律など詳しい親友であり弁護士でもある人にも相談した。
これが周りの者まで始めたら会社は・・企業は崩壊してしまうと考えたので迷いもなく行動をした。これは正しいことだから恥ずかしいことはないから俺は油断をしていたのかもしれない。
そう、思えばそれが運の尽きだったかもしれない。報告した上司は不正を働いている先輩の仲間であった。そして事もあろうことか不正をしていたのは俺になすりつけようとしてきた。
すぐに反論したし仕事もものすごく真面目で真面目過ぎると周りから飽きられる程であったので事が始まった当初は味方が多くいたけど相手はそれを跳ね返すほどの権力者・・・まさかの政治家が絡んでいたことやお金など持っていた世に言う上級国民と呼ばれる者たちのせいでどんどん味方が減り、そして俺はとうとう横領罪として警察に捕まった。
必死に俺はしていないと真剣に答えても警察は全く信用してくれなかった。そして証拠を渡して必死に頑張ってくれていた警察官の二人のうち一人はクビにされてもう一人は嘘の証拠で政府に楯突いたとして逮捕されていたのである。そして親友の弁護士事務所は無くなったというのだ。
俺たちはそんな事はした事もないのにしている事にされてしまったのだ。世間も俺がやった事で広まってたちまち俺は悪党になってしまったのだ。
そうして俺は裁判所に輸送でされている途中に事故が発生してそれで命を落とした。天罰なのかそれとも哀れに思ったのかそれは俺にも理解はできなかったけど俺の人生はそこで終わった。もし、来世というものがあるのであれば俺は善人ではなくて本物の悪党になってなると心にそう思いながら意識は暗い深淵に落ちていった。
前世は今を思い返してみても悲惨な人生だったなと感じていた。そうして俺は異世界の地で新たな生を授かった、そうして同時に思うのだった。
次は奪われる側ではなくて奪ってやると誓った。真面目に生きてもどれだけ人からの信用されていても結局は力、権力、お金の前では無力だと言うことに今更気がついたのである。
俺は必ずに奪ってやる、それも色々とだ。お金、権力者、女も全て欲しいやつは手に入れてみせる。
誰が文句を言ってきてもそれらを履けのける力やお金、権力を手に入れて思い通りに生きてやる。
そう決めたのは良いけど親らしい者が人ではない気がするのだをけどそれは気のせいなのか?
そう観察をして数日間後に答えが出たのであった。それは俺は人ではなくてこの世界では珍しいとされている種族、天狗に転生したらしい・・・いや、何で天狗なのと思いながらも人ではなくなったのでこれで思う存分にやりたい放題ができるなどそれはそれで良かったとも受け取れた。
それに人ではないという事は想像していた以上に強くなる可能性があるという事だ。そう捉えるとこれは運命からの慰めかもしれないと感じた。
なら俺はこの慰めを利用して俺が望むままに生きてやる。さあ、俺の新たな人生の始まりだ。
でも今はこの世界の状況を調べないといけないなと感じながらもまだ赤ん坊なので親からの話を聞く事しかできないのは仕方がないよなと思うのだった。
とりあえず今の最大の目標は母乳を卒業したいことに名前を覚えることだな。名前がテンガ・ヒノモトって・・・色々と言いたいことはあるけどまずは頑張ろう、いずれは多くの存在を見下せる者になる為に・・・ハッハッハッハッハッハ!
その為には前世で集めた知識など発揮して見せてやるぞ!
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