「扉/の」を含む小説

【カクヨムコン７応募作品】3月、日本最北端にある留加県《るかけん》が、日本政府に対して反乱を起こした。 【登場人物】 初瀬　登《はせ　のぼる》（17） 東京都立十字台高…

俺が今まで生きてきた中で一番長い、数秒間。思いを巡らせた。 俺の身に起きた悲劇、誰も俺の話を聞いちゃくれない。 銃を持つ俺。震える人質。扉の外には警察が俺を捕まえようと甘い言葉…

本のページをめくる音、カップが触れ合う時の高い硬質な音、時折開閉されるドアとそこにつけられた真鍮のベルが鳴る音。 それだけが許される図書喫茶『スローフォックストロット』。 どのよ…

扉の向こうから差し込んだ日差しに、 真っ白な扉の向こうから、突然、君は現れた…偶然に。

魔法や霊能力を用い、怪奇現象の調査・解決を行う職業“魔道士”。 魔道士である大宮大聖は個人事務所を開いたものの仕事がなく、ヒマな日々を送っていた。 そんなある日、1人の高校生が事…

黒い魔法を使う魔女、ノーチェは今日も次元と次元を行き来していろんな世界を旅をしている。 １００年ほど前に書庫から消えてしまった本には様々な魔物が封じ込められている。彼女は消えてし…

徐々にちまたで販売されて始めているというマスク。 在庫を抱えた少女はついに町で売り始める。 マスク、マスクいりませんか……。 ↓前回の投稿↓ 『電気柵と扉の嘘つきパラドック…

気がつくと電気柵に囲まれた場所にいた3人。 出入り口には扉がひとつだけ。 でも、真実を話せば扉の鍵を開けてくれるらしい！ ↓前回の投稿↓ 『脳内ハウスクリーニングは大人気』…

遊園地でヒーローショーのスーツアクターをしていた青年、猿渡涼は憧れのレッドのスーツをこっそり着た日に不思議な石を拾った。そして帰宅しようと扉を開けたら、そこは異世界で本当に悪の軍…

誰もが壁に当たる。 それは仕事だったり趣味だったり夢だったり、恋愛だったり。 そして、そんな壁に当たったとき、君は心に別の壁を作ってしまう。 固く閉ざされた壁だ。 ところで、まる…

現地ではコアと呼ばれる異世界、そのアプレゴ連邦王国ナルラ旧王国のソフィア妃が突然崩御して数日。旧王城の一角に集められた旧王家（連邦公爵家）の子どもたちは、一子相伝の秘儀を身につけ…

田坂香帆16才。 香帆は本が大好きだった。 学校では図書室に入り浸って、学校外の図書館にも時々足を運んでは読んでいた。クラスでは浮いた存在で、友達もいなかった。必要とも感じていな…

母親が玄関までやってきて言った。 「いよいよ新しい生活ね。行ってらっしゃい」 玄関の扉を開けながら私は呟いた。 「新しい生活か…」

訳あって家出した名門校のＪＫ は夜の街で新たな世界の扉を開く。 道を踏み外しても、こんな出会いがあったっていいじゃないか。 そんな出会いこそ本当の価値がある気がする。 夜のネズ…

四月一日。 僕は先週、田舎より上京し、一人暮らしを始めた。 とある建屋の一室にて。 階下では喫茶店のルシエルが営業している。 それから僕は、大家兼喫茶店オーナーの犬山さんに誘…

――こんな糞みたいな世界お断りだ！ 自分は神様に嫌われていると思っている土屋 夜風(つちや よかぜ) は努力の結果、黒魔術を習得して、異世界転移の魔術を行使できるまでになった。…

前世で主人を裏切った側近と、勤勉ながら要領の悪い主人の、いつか国を豊かにする話。

場所は不定。 玄関の扉を一つずつチェックして回る「私」が出会った男とは？

公園で暇を持て余していた青年。空から降ってきた竹輪を見つけ，そこから奇妙な出来事に引き込まれる。

夏のＳFと言えば、「夏への扉」ですね。「夏への扉」のキーパーソン(動物？)と言えば、アレですね。「楽しくて、ジンとくる」ティストで仕上げました。