「終わらなかった」を含む小説

全てを終わらせ、最期の場に臨む。 その時一陣の風が吹きこんだ。 色褪せることのない思い出を携えて。

ハッピーに終わらせました 自死概念って誰もが持つものなんですがそれでも生きないとって話でもあります

昔話であと隠しの雪というお話がありますよね。最近日本の民話集を読んで知ったお話なのですが、それを現代風にアレンジしてみたものです。まあ実験的に書いてみたものではありますが、こんな…

人生とは文学だ。私も彼もあなたも、自身の文学を描いている。その物語は、輝かしいものだろうか、また、残酷なものなのか。 私の文学は、【怨念】である。 ───奴を……奴の文学を…

　四月一日・エイプリルフールに千草全治は、高須黒之から「おっさん・トリップロード・ラブ」という小説を貰う。そしてその小説を開いた全治は、小説の世界へと吸い込まれてしまう。そして全…

魔王退治のお触れが出ている城塞都市。そこで名だたる冒険者を育て上げる訓練所で、アシュ青年がついたクラスは鍛冶屋であった。 やむをえずそのまま彼は「スキル」の力を使い鍛冶に専念する…

医者の主人公は身体構造の複雑さゆえに悩んでいた。 もっと簡単に取り外しができたのなら、治療もできるのに！ ある日、人間の体が簡単にとってつけることができると……！？ ↓前回…

季節は夏、主人公森崎健太は夏休み家族とともに豪華クルーズ客船に乗って世界一周旅行をしていたが、何者かにより船に時限爆弾が設置されていて、爆発。船底に穴が空き運悪く沈没。目を覚ます…

今をときめく女子高生、輝鞠矢魔兎奈（きまりや　まとな）の受難は終わらない。あの事件から約1年半の小路市を描いた短編ストーリー。

　夏休みのさなか行われた奉仕作業。持ち場が終わらないというソフトテニス部を手伝いに行った小倉澄香は、学校裏の藪に片方のスパイクシューズが捨てられているのを見つけてしまう。相談を同…

兄は（料理を除けばだいたい）天才。帰ってきては、自分が作ったものを弟で試していた。 それは悪ふざけ。でも今回はそれだけじゃ終わらなかった。 彼は彼女になり、新たな世界の扉を開ける。

禁忌と呼ばれる人外の生命体をバッタバッタと殺していくバトルファンタジー。 短編一つ一つで完結した物語にする予定。 どこから読んでも大体大丈夫ですが、石榴塔から順に読んで下さる…

「僕は、夏は好きで嫌いだ」――今日の夏は、まさに『殺人的猛暑』。死に至る外気となった東京は、地下へと引きこもり、室内調節設備に管理される街となった。つまり、冷房・暖房が苦手な人間…

　人々が社会生活を営む裏では、異能者が暗躍する世界があり、世界各国の文化、歴史、思想の違いから様々な異能が生まれた。欧米、欧州では魔術が生まれ、中国では気の力を操り、アフリカ大陸…

人生に終わりはない。終わってしまっても、終わらせてしまっても必ず始まりがある。

三年前に八王子周辺が吹き飛び、夏が終わらなくなった東京ーー。 異能使いである永瀬弥勒は、自分の家族や街を破壊した魔法使いを憎み、魔法使い狩りと称して、魔法使いを狩っていた。ある日…

　サラリーマン梨園純は、ある日突然、普通の人には見えない物や、認知できない現象が横行する、『半分出ちゃった』と呼ばれる妙な状況に陥ってしまう。 　半分出ちゃった人々は、一般社会の…

筆者の実体験を元に書く、ご当地ホラー第二弾。 実体験と言っても、実際に怪奇現象を体験したわけではありません。経験した地に足のついた出来事を元に、もしもこの時に怪奇現象が起きてい…

とある夏の日。夏休みは終わろうとしていました。 ですが、ナツコさんの宿題は終わりそうにありません。 夏休みの最終日。ナツコさんの宿題は自由課題を残すのみとなりました。 ナツコさ…