「行き先」を含む小説

戦争孤児となった兄アレクと妹のエマは行き先も無く途方に暮れている中、奴隷商人に騙されて奴隷市場へと連れて行かれてしまう。エマは王族派の者に引き取られ、アレクは貴族派の者に引き取ら…

雫は見知らぬ場所で目が覚めた。真っ暗闇でどこにも公明がない場所。そこに一人の少年が雫に告げる。「あなたは死んだんですよ」ここは生と死の狭間だと言う少年は続けて告げる。「あなたの行…

舞台はアジアとヨーロッパの境目「コーカサス」 独特な文化や歴史を持ち興味があった為今回の執筆に至りました。 今回は、明石書店さんの「コーカサスを知る60章」を基にしています。

【TOBE工房：第67回「先生」】落選供養 　放課後、教室に1人でいると、あの人は私の元を訪れる。 　先生。私の師。憧れの姿。 　暗闇に煌めく星のように、行き先を示してくれるのだ…

バイクのカバーをまくり上げる、自分の吐く白い息　 黒光りする機体、せっかく上がった雨だ、今夜も乗るよ、 メットからワクワクした息が漏れて流れる、 これ以上の事などないと心から思え…

魔法の国の魔法が使えない青年ヴァンと魔導士アリサが仲間と共に国を覆う厄災の謎と教会の秘密を探る旅の物語。 魔法が使えないヴァンは幼少の頃に村で起こった事件で父母を殺され、唯…

　新聞社の地方支局に勤める新人女性記者の理紗は、上司から特オチ（他社が報じたニュースを自社だけが載せなかったこと）を責められ、特ダネを求めて奔走する。 　水害現場からは、他社と…

２月14日。親友のスグルの元に届いたのは、一通のラブレターだった。 戸惑うスグルから、持ちかけられた恋愛相談。言っておくけど、僕は応援なんてしないからね。 『５分で読書』短…

高校三年生で幼なじみの『僕』と『私』は、出航が間近に迫った夜、二人きりで舟から抜け出し、二人にとっての想い出の場所に来ていた。 遠くから舟の汽笛が聞こえる。この汽笛が三回鳴った…

帰宅途中、うっかり降りる駅を間違えた。どうやらそこは無人駅。どうやって帰ろうか。 ＊＊＊＊＊ 小説家になろうにも掲載しています。

頭の中からありったけの単語を総ざらいして、その中からルールと戦略にのっとった適切な一語を選択する。しりとりって実はかなり頭を使う遊びだと思うのですが、どうにも暇つぶしのような印象…

東京国際空港の出発ロビーで、人の往来をぼんやり眺めている娘は四ヶ月の身重だった。娘は恋人との結婚の約束があったのだが、うまくいかなかったのだ。行き先も定まらないまま外国へ行こうと…

ここは、死んだ人が必ず乗る列車。 行き先は、人それぞれ。

2020/12/19 思うところあって、タイトルを変えました 旧シリーズタイトル：渡る世間は勿怪（もけ）ばかり　あるいは、リーマン達は如何にして物の怪どもを愛するようになったか　…

pixiv内のオリジナル字書きさん有志による第五回1000字コンテスト参加作品です。 お題は【行き先を尋ねても、答えはない】という状況、でした。

アナタの行き先が決まる間のひとときを、 この空間で過ごしてみてください。 出会いがあれば、別れがある。 思い出の味になりますように。

アルスラーン王国第一王子、今の国王を引き継ぐ予定であった、クリフ=アルスラーン 彼は、国を背負うものでありながら国内最強の騎士であり魔術師であった だが、彼は死んだ。魔王グ…

就活に身が入らない女子学生三人組。 共通点は水瓶座であるということ。そして、よくも悪くもマイペース。 占いに書かれた水瓶座の紹介文には、必ずと言っていいほど『穏やかで独創的な天才…

国民がＵターン病に。行き先に向かえず戻ってしまう、対策が取られるものの進行する病気がもたらす先にある、意外な結末とは。 『KAC2020 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオ…