「母さん」を含む小説

コバルト文庫短編賞　「もう一歩の作品」に選んでいただきました！ 　糖尿病とアルコール依存症を併発している母さんは、もうすぐ視力を失う。 画家である母さんに失明は致命的だ。でも、…

俺には、表だって活躍出来ないある事情がある。 それは、ほぼほぼ、親のせいだ。 俺の父親は、伊世早グループの社長。 そして、母親は、ハリウッドにも出演経験のある日本を代表する女優で…

短編３部作の第１話です。 登場人物／佐鳥→病弱な少年。時のことが好き。／時→佐鳥の好きな人。いつもお見舞いに来てくれる。／母さん→佐鳥のお母さん。佐鳥の為に庭にいっぱい花を植え…

コロナが流行り出した頃、知人に感染防止をしっかりさせるために書きました。 実話を元に書いた私小説的なもので、読んだ後は笑っていただければ幸いです。

夜ごとに繰り返される両親の愛の営み（卑猥な意味でなく）に睡眠時間を削られ寝不足が続く少年、門倉雪人は家出を決意する。 家出は雪人の睡眠時間を取り戻してくれるのか？

伝説の魔狼フェンリル（♀）に拾われたフェムルード（１２歳・元日本人？）は、愛情たっぷりに育てられる中、大好きな母をもふり、もふられる日々を過ごす。 彼は大切な家族への恩返しのため…

今日は母の日 俺は毎年ピンクのカーネーションと俺が作ったけーき それと、ちょいとしたプレゼントを自賛して行くのを慣習としている

さぁ、みんなで花見へ行こう。 なんといっても今は春先である。 日本の春といえばソメイヨシノだと相場が決まっている。 たとえ目が見えなくたって、たとえひとりぼっちだって、花見はし…

　僕の母方の親戚に、一生シングルで終わりそうな定年前のおじさんがいた。 　ある日、母が僕に言った。 「おじさん、結婚するらしいよ」 　お相手の奥さんの年齢を聞いて、僕は飲んでい…

主人公の少年は高校を卒業して、実家のある田舎町に戻っていた時に突然目の前に現れた謎の少女に「異世界から来ました」と言われてしまい困惑していたら少女は泣き出してしまいます。 困り果…

主人公は中二男子。運動部に所属しており、育ち盛りといった感じだ。だが、母が毎回出す料理はどれも野菜ばかり。 ｢母さんの作る料理なんて要らねぇよ｣ 肉料理を出してくれない母にそんな…

本棚と壁の間のところに、細い扉が現れる。毎晩だ。父さんも母さんもこのことは知らない。これから、中を確かめる。 （KAC2022　お題：真夜中）

ハイ！ 僕はゴムボール・ゴニスン、グロリア・ジュニア・ハイスクールに通う中学生さ。 どこにでもいるティーンエイジャーだよ。 ちょっと不真面目だけど、勘弁してよ。 母さんは普通の主…

天然と残念の境界を生きる母。 そんな母を持ったためにしっかり者にならざるをえなかった娘、ひーちゃんことひまわり。 これはひまわりの三者面談が終わったある冬の日のお話。 しっかり…

「だから何度も謝ってるじゃない。ごめんね」夕食の席には、気まずい空気が流れていた。父はいたたまれないのか冷ややっこを箸でつつき、娘は怪訝な表情で白米を口に運んでいる。

俺が七不思議を知らなかったせいで、母さんはかわってしまった。 家族の誰もが、その話を信じてくれない。 一白界談掲載作品　十二話。

僕の母さんは、男尊女卑の激しい時代をくぐり抜けて来た強い女性、フェミニスト系。 なので、ピンク系犯罪のニュースを見ると、ブチぎれます。 一方で面食いな人なので、イケメンに甘い傾向…

母さんは、子どもたちにカードを選ばせる。最初で最後の贈り物。子どもたちがその力で生きていけるように。きょうだいは互いのカードを知っていて、僕たちは誰が一番母さんに愛されるのかを競…

あたしは中学生の莉子。推し活でちょっぴり暴走して母さんにこっぴどく叱られ、絶賛凹み中だったんだけど、そんなあたしの話を、同居しているひいばあちゃんが聞きに来たんだ。 曾祖母と曾…

母さんは勝手な人で、赤ん坊だった俺を置いてアフリカに旅立ってしまった。高校生になった俺（有馬　勇生）は日本の一軒家で1人平凡な日々を過ごしていたのだが、母さんから『勇生には妹がい…