「大名」を含む小説

熊本県南部、人吉地区を拠点とした戦国大名のお話です。基本の出来事は史実を基にしながら大幅に改竄している（笑）、という意味で表題のとおり「偽史」であります。十年ほど前に書いたもので…

略奪、殺戮、誘拐、焼き討ち。何でも御座れの大和武士。その中でも特に狂暴と云われた蛮東武者（ばんとうむしゃ）の一人、足城頼将。通称・新九郎の立志伝！ 後世、最初の「戦国大名」と呼…

時は大正。 小説家・八塩朱殷（やしお・しゅあん）は、ここのところ筆が不調気味で悩んでいた。 戦国時代、とある小国の大名夫婦の人情小説で人気を博したものの、他の題材がさっぱり書けな…

　善吉は、幼い頃より超一流のスター忍びになることを夢見る甲賀忍者の卵。里の忍術教室で長年にわたり修業を積むも、痩せっぽちで気弱な彼は、留年？をくりかえす落ちこぼれであった。師匠か…

貧乏をこよなく愛し、まじめで？一生懸命の貧乏探偵・大木林藤森。祖先は戦国大名の毒見役という、毒見健太郎。この迷コンビが活躍する大爆笑コメディーストーリー。

伊予の大名・加藤嘉明に仕える孫四郎は、嘉明（殿様）が大切にしている皿を割ってしまう・・・ その時、嘉明が取った行動や如何に ほのかに甘酸っぱい短編小説です

皇家公家が政を行っていた時代から時は下り、諸国に数多いる大名達が覇権を争う戦国の世。 彼らが戦に勝つために重用したのは《忍び》と呼ばれる集団であった。 彼らは仕える主君のため、時…

初めに犬が死んだ。 次に、ひとが死んだ。 同じ仏滅の日の同じ時刻に、別々の場所で四人の男女が心中！ 寛政江戸の不可能犯罪にお役者目明し浮多郎が挑む。 「東洲斎と洒落斎、ふたり合…

本書は陰惨で複雑な長崎地方の戦国時代をおもしろおかしく理解するために、架空のNAGASAKI地方の抗争として書いてみました。 貿易を餌にイエズス会に内部浸食されたり、利権を守るた…

「拙者売ります」の看板を首から下げた牢人が、入谷鬼子母神の境内に座っていた。上野の質屋の後家が、この牢人を買ったことから事件が起こる。 東洲斎と洒落斎、ふたり合わせて写楽だぁー。…

URL：　https://kakuyomu.jp/works/1177354054891442616 冒頭の一文：　 時は明治。二六〇余年続いた徳川幕府を瓦解せしめた維新という…

東洲斎と洒落斎、ふたり合わせて写楽だぁー。 そんなふざけたことが言えるのは、東洲斎写楽の素性が不明だからです。 片割れの東洲斎は、抜刀術の達人でのんだくれ、枕絵師のニヒルな牢人・…

有名な戦国武将が毎日毎日戦で走り回っている。そんな時代の片隅で、戦国大名をやっている国があった。自分の選んだ八人の家臣と時に笑い、時に涙し、自分の能力を使いたいだけ使ったら結果、…

榊家家老・水尾景直と、直鷹の長兄・水尾直重の謀叛を食い止め、阿久里が戦国大名として家を継いで半年後。 父・榊鷹郷が放置していたままになっていた城の普請に努めていた阿久里は、直鷹の…

影の薄い探偵の愚痴、日本の三大名探偵神津 恭介の話

藤也には、決して暴かれてはならない秘密がある。 しかし、その事を彼自身知らない。 過去に起きた悲しい事件。 それを引き金に、恐ろしい存在が彼に取り付いていた。 【登場人物】 藤…

戦国武将討死列伝 戦国武将の死に様を描きます！ 宜しくお願い致します！

十二になる周は国元よりはるばる一月をかけ、東京へやってきた。元藩主、今は華族となった深水通武の世継ぎ真之介の小姓となりに。しかし、そこで出会ったのは意外な人物だった。 廃藩置…

元服した折、主筋の城を訪れた直鷹は、そこで曼珠沙華に囲まれた屋敷で暮らすひとりの少女を垣間見る。一方的な、一瞬の邂逅。けれど、数年後、城下で謎の付け火騒動が起こり、調査に乗り出し…

現代と戦国時代の二つの時代の女と男の不思議な恋愛物語。 時間を越えた恋愛なんてあるのかしら？　そう思った方はぜひ読んでみてください。 ★プロローグ：女と男の会話 ★現代編：幼馴染…