「図書室 学園」を含む小説

明るく、お人好しな女子高校生、日向　由花。 とにかく活字が苦手な彼女だったが、じゃんけんに負けて不人気な図書委員をやることに。 そんな彼女には、最近ちょっと気になることがある。 …

「魔導図書委員をやってみないか？」 「はい？」 季節は入学式シーズン、 四月上旬。 突如、国語教員から謎の勧誘を受けた、平穏モットーの高校二年生、柊木 幽（ひいらぎかすか）…

いつも図書室で勉強をしている先輩。 そんな先輩にひとめぼれして以来、ずっと、先輩をチラリと見つつ、本を選ぶのが椎奈の日課だった。 だけどある日、先輩に話しかけられて……。 遠…

高校の図書室でミステリ小説を探していた男子が、ひょんなことから図書委員の女子に注意されたのが始まりだった。

　図書室には精霊がいる。 　 　僕のいる黒鳥中学は確かに精霊が存在する。 　精霊と言うより少女は幽霊の類いだろう。 　ただ幽霊と言われる様なおどろおどろしい何かは感じない。…

放課後の図書室で、二人だけの部活動。

「とんぼ、あなたは空を飛べないの？」 「とんぼだってずっと空を飛んでいるわけじゃありませんよ」 Γそうなの？」 Γそうですよ」 「とんぼは自由、そう思ってたんだけどなー」 図…

学校の帰り道、遠回りをして、普段とは違う道を選ぶ晃（あきら）。見慣れた街の、見慣れない道の先で、晃は袋小路に迷い込む。そこで出会った不思議な少年と、行き止まりの壁に現れた謎めいた…

　美弥たちが通う小学校の図書室には、代々受け継がれている怖い話の本があった。 　それは生徒たちが書き込むもの。 　誰にも見られないように書いてもいいし、みんなで怪談を作りながら…

極々普通の高校２年生白崎立夏は、３年生の図書委員長赤間勇太に恋をしている。本なんてまったく興味もない立夏だが、勇太を拝むため放課後に図書室を通う日々。 そこで偶然見つけた、異様に…

図書委員の美祢子には気になる人がいる。 図書室の常連で、一つ年上の先輩。 彼には恋人がいるようだと知り、ずっと気持ちを胸に秘めてきた。 ある日の放課後、閉館間際の閲覧席で、先輩…

学校にはひとつに噂があった。 曰く、「図書室には怖い番人がいる」。 ある日のこと、涼月はその図書室へひとり足を運ぶことになり――。 果たして、そこに『怖い番人』はいた？　い…

新任の現国教師として私立の女子高、舞薗高校へと赴任してきた主人公は、かつては小説家を目指し、結局自費出版止まりで夢を諦めた過去を持っていた。 慣れない環境が続く中で、落ち着ける…

　ライトノベル作家を密かに目指す高校三年の柏木恭介は新人賞に応募し出してから二年が経つものの、未だに一次選考も通過できないでいた。それでもいつかプロになる事を夢見て恭介は学校の昼…

皆さんの学校の図書室はどんなところですか？ 図書委員や学校図書館司書、図書室に来る生徒はどんな人ですか？ 私の学校では、とても地味です。 が、とても個性の強い人ばかりです。 …

放課後の図書室へ毎日顔を出す、 「僕」と「ポニーテール先輩」の物語です。

物語というのは、衝撃的な出会いから始まるのがセオリーである。夕暮れの図書室で出会った2人の話。あるいはただなにかを語る話。

　福島県立郡山西北高校に通う旭翔太は、凪のように穏やかな高校生活送ること、そして自己の確立の為に他者を観察することを念頭に置き、スクールライフを送っていた。 　しかしある日図書室…

　古書店を訪れた冬子は、図書委員から「呪われた本の噂」を耳にする。その本の内容は、ある小説投稿サイトに掲載されたものと瓜二つだった。未完の名作に秘められたメッセージを暴こうと、冬…