「ホラー短編小説」を含む小説

半年間会っていない女からメールが届いた。 ＵＲＬだけの本文だったので開かなかった。 女との日々を思い出す。 あの頃は好きだったが、もう関わる気にはならない それが俺の気持ちだった。

中学生の少女サズ。彼女の周りにはいつも、「ラビット・イン・フーデッド・コート」、「チアフル・グリム・リーパー」、「ステューピッド・ウィッチ」の三人がいる。 幸せな日常、少女の狂…

カクヨムWeb小説短編賞2022。 エンタメ短編小説部門。ジャンルはホラー。 陰陽師の長男と疎遠である事に悩んでいる次男SURUは、クリスマスプレゼントを買った帰り道に悪霊に狙…

＜カクヨムWeb小説短編賞2022エントリー作品＞ 日記を書き続けるだけでお金がもらえるアルバイト。 募集した女性が書いていく日記です。 筆者感覚ホラーですが、オカルト、グロな…

自宅のような所で寝てる僕は悪意のない人に家の鍵を開けようとされる。その恐怖に怯えていると、昔の同級生と再会する。お金がない僕は、税金が払えないから隙間風が入る。 やがて、僕は僕じ…

彼女は、「犬神持ち」の家系に生まれた。 「犬神の数珠」に宿る力のことなど、信じてはいなかったが…… ※ カクヨムWeb小説短編賞2022応募作品です。

高校生男子が目覚めると、なんでも願いをかなえると言われたので、自分が思うことすべて実現するように願った。これで異世界転生しなくとも、チート能力で勝ち組人生だ！？

小学校を初めて休んだ日、六年生のシュクコ（森育子）は、大好きな幼なじみ・千夏（橘千夏）と一緒に塾の体験授業へ向かった。しかし、そこで怪物のような醜い凶暴女・オチカ（本橋落下）に襲…

夏を感じたいと思い立った「私」は苫小牧に一人海を見に行く 真夏の北海道、海で見たモノ 北海道が舞台の幻想小説

この世には、伝説の『つきのいし』というものがあるらしい。ただ、誰もその存在を確認したことがなく、その詳細は未だ謎である。ただ一つ分かっていることは、その伝説の『つきのいし』は道端…

　目を覚ますと僕は、見知らぬ部屋に寝かされていた。記憶は曖昧で、ここにどうやって来たのかも分からない。村の人は優しく親切だけど、どこが違和感があって……。

目の前には一つの鏡。そこに映る、寸分狂いのない自分の姿。映っているのはどっち？

梅雨が明ける頃にとある高校でとある事件が起こった。その高校に在籍する小林幸子が遺体となって発見されたのだ。その事実は夏休み直前のHRにて担任から明かされた。どよめきに包まれるクラ…

築２０年、駅から徒歩八分。２ＬＤＫで家賃、わずか六万円。 そんな「事故物件」に移り住んだ私の趣味はレトロゲーム。 今日もまた中古ゲーム屋で買って来たソフトをプレイする……はず…

「君が好きだ。誰よりも愛してるよ」 あなたは確かにそう言った。 忘れない……忘れられるはずがない。 だって私も同じ気持ちだから。 今この瞬間も。 だからこそ……許せなかった。

第五回こむら川朗読小説大賞参加作品です

黒色のイメージカラーが合いそうな短編小説を、ここに投稿しています。

鬼道本式。それは人間と鬼の生死を賭けた危険な「鬼ごっこ」。名家の娘である嵯峨野摩耶に誘われた因幡美南は、自らの大望を果たすために血にまみれた秘儀へその身を投じる。 拙作「鬼道本…

「堕ちる」それには深い意味がある。 光輝く天上あり。その下に黒き沼。 黒き沼から出ることは許されない。