配信者が久し振りの配信で怖い話をするぞーと陽気に配信をはじめるところから始まるホラーです。 軽やかな語り口で最初はリスナーと和気藹々と怖い話を始める主人公が、とある困ったコメントを見つけます。 最初は朗らかに応じていた主人公ですが、徐々に様子はおかしくなっていき……。 結末はぜひ読んで確かめてみてください。
読み終わってから、「あれ?これで終わりなの?」と思ったんですけど、少し考えて、このラストだからこそのお話なのだと思い直しました。一人称だからこそ、怖い話の配信のお話で、それを小説でするからこそのオチで、それでタイトルもこうなのだな…と。読んでるときもドキドキでしたが、読み終えてから、いろいろ考えたくなるお話でした。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(591文字)