「ありがとう 家族」を含む小説

突然現れた自分をタマだと名乗る中年ヤクザ風の男。お前の飼い猫だと言われるも、にわかには信じられずにいた。 だが、家族のタマに対する言動を指摘されたことで、信じざるを得なくなってし…

17歳から21歳の5年間で5回、合計1年間、精神病棟にいました。 任意入院が11ヶ月、医療保護入院が1ヶ月でした。 幼稚園には、母が倒れても父が倒れても通園できました。 小学校…

「無能のお前は追放する！」 　パーティリーダーがそう言って、俺を指さす。 「そ、そんな……」 　俺は膝から崩れ落ちた。 　今までの努力が全て無駄になった瞬間だった。 　その…

【KAC2022参加作品】お題「出会いと別れ」 実話を元に書いた犬の話です。

　たった一日だけだったけれども、共に暮らした思い出は忘れられず。 　大好きな「まる」は、ずっと僕らの家族だ。 　KAC2022の7回目のテーマ「出会いと別れ」にまつわるお話を書…

不思議とね、全部気にならなくなった。差別も嫌味も嫌がらせも怨念も。 だっていい経験したなって。責任転嫁のプロ。妄想 見下し。前は凄く恨んでいた。今はね、いい経験出来たなって。人の…

この物語の舞台「ブリティッシュ☆ナイト」は、異世界転移ものの乙女ゲーム。 その世界に転生していたことを知った悪役令嬢アビゲイルは、転移してきたヒロインが親友であることも同時に思い…

最弱と呼ばれていた非人族の少年エルピス。彼は祖母から「非人族は滅びる」という予言を聞く。信じられていなかった予言は現実になってしまった。家族を奪われ、故郷を壊された少年は、非人族…

私の家族の物語です。 どこの家にもそれぞれの物語があると思いますが、私は私の家族が嫌いでした。 大事に想っているのに伝わらない。 否定される、罵倒される…好きになれない、けれど…

　僕は知っている。あの子が元気だったことを。 　僕は知っている。あの子が構ってちゃんだったことを。 　僕は知っている。あの子が相当食にうるさかったことを。 　僕は知っている。あの…

病室のベッドに横たわる自分の周りいる家族に向けて、最後の力を振り絞って笑う。 「ありがとう」 生まれつき病弱だった並木錬は15歳でその人生に幕を下ろした。 「並木錬、二度目の人…

偏見の目で見る人はどうぞ 障がいがあっても 関係ない 私の宝物 毎日が幸せ 心がポカポカ

静かな部屋を、無粋なノックがぶち壊す。 「はーい、お姉さまの入場」 受験勉強中だとか、年頃の弟の部屋だとか、そんなものは一切関係ないらしい。 そんな滅茶苦茶でお馬鹿な姉だが、俺は…

わたしは以前『書かずにはいられない原因』というエッセイをカクヨムさんに日記のように書いていました。 けれどもわたしの家族に危険が及ぶかもしれないような事柄があったために今は非公開…

父親と娘の二人だけで過ごす大晦日。 そんな微笑ましい日常の中で突如、娘から衝撃的なセリフが発せられる父親！ 年の瀬も押し迫った騒動に、彼の運命は如何に転がるのか！？

目を留めてくださってありがとうございます。 あらすじ 　日本人として生きた前世を持つ、伯爵令嬢ソフィー・フロレンスは、誰にも言えない郷愁に蓋をして生きてきた。けれども、この世界…

【『Dawn of the Mapmaker』という題名でCross Infinite World社から英語版が出版されました。もの久保さんによる美しい表紙と挿絵は必見です！】 …

私はストレス発散が苦手 そんな私でもね 自分をすきになろうと 文句を言っても仕方ない 残りの1年を笑顔で 人を大切にするのと、自己犠牲は違う

ショートショートになります。 突然死んでしまった母親がたけるの前に現れる。 自分を大切に思ってくれている人は、きっといつも見守ってくれている。 それを感じ取れたたけるの話です。