「#朝日」を含む小説

ただの友人だった。恋愛でもなかった。ただ依存するだけの関係。 でももう少しでその出会いに奇跡を感じてしまいそうだ。 お題は「出会いと別れ」。KAC2022の為の作品です。

　人と深く関わるのを避けている東山大輝（とおやま　だいき）は高校2年生初日の朝、いつものように一人でラノベを読むために教室ではなく図書室に向かった。 　朝日が射し込む、図書室の…

今となっては昔のことだが、月の都の姫「かぐや」はひょんなことから「日本」を訪れることに。そこで性格に難ありの美青年「義隆」と出逢い、世話になることになったのだが……。 みなさん…

　「私」は、中学生の頃、たまたまテレビで見たヴィジュアル系バンドのエル・ドルフィンに夢中になる。しかし、そのボーカル・レイは、三十年ほど前に亡くなり、バンドも解散していた。 　推…

～ 繋がる異世界ショートストーリー第三話 ～ 　勇者が目指す最終決戦の地、魔王城。 　それは勇者達が住まう王都より遥かるか北――ほとんど文献すら残っていない”最北の玄界”と呼ば…

いつも通りの朝のはずが、太陽が昇っていない。 それでもまだ、いつも通りの普段が残っていつつも、徐々に異変に飲み込まれていく。 とある女性の数時間だけのお話です。

山頂から見渡せる地平線から うっすらと光がさしてくる。 ドリップしたコーヒーを片手に カフェジャズミュージークを聞きながら ゆっくりと上がってくる朝日を味わう時間。 「いよい…

亜沙妃のもとに送られてきたのはまさにその写真だった。呪いの解き方を見つけるも「それはデマ」と指摘をされ、さらに別の解き方を教えられる。一体何が「本当の呪いの解き方」なのか････…

久しぶりに帰国する探偵が因縁の敵に立ち向かう。 過去を悔いるも何もできず、一人で生きてきた。支えてあげているつもりだったが、支えられていた。 本当に一人きりだったならば、こんなに…

植物と人間が融合した凶悪な〝新生物〟が爆発的に増殖。 圧倒的なパワーに人類は立ち向かえるのか⁉ 一般書店に平積みされた別名義の作品を、当時のままに公開。 ジャケットイラストは故…

　亜里沙はクリスマスイブに振られ、寝付けないままに朝日が昇る前の町中を歩く。 　そんな中、雪についた足跡に目を引かれ、たどる事にした。 　その足跡をつけていたのは、酔っ払いのサン…

『それでも朝日は昇る』番外編。本編・前番外編の読了を前提としています。 大陸統一暦1000年。英雄王と賢者、二人の英雄によってアルバ王国は魔女の圧政から解放された。 しかし彼ら…

イングランド国王、ヘンリー五世。 後世、シェイクスピアよりイングランド史上最高の名君と謳われ、ランカスター朝の絶頂期を築いた彼には、三人の弟がいた。 ロイヤルストレートフラッシ…

　1997年から2000年にかけて、同人誌『Griffon's Garden Offline』に掲載した全５回の読書案内エッセイ。 ■「第一回　創造の愉楽」（1997年）で言及…

都会の真ん中に佇むからこそ沸き起こる孤独感を 歩いている途中に見つけたサボテンへ投影する筆者。 誰かを攻撃したくない。 誰からも攻撃されたくない。 だからこそサボテンの棘に自分を…

ファンタジーではありません。 鬼も呪いも出てきません。 異世界にも行きません。 ご了承願いますm(_ _)m

『朝日さす夕日輝く木の元に、小判千両のちの世のため』 歴史や古文を愛し、１年前に転校してから玄海町に住んでいる真凛は、玄海町立図書館でその文章が書かれた本を見つけてとても感動する…

喜んだり笑ったり怒ったり泣いたり。そんな感情の起伏に疲れ切ってしまった女子高校生――朝日日奈は、ある日現役高校生俳優の小巻怜と文化祭の演劇、その主演を務めることに……

地球に隕石が衝突する。それが判明してからはや三年、ほとんどの人間が宇宙へ逃げていった。おかげで街は廃れ、夜の外は暗黒。 　私（優梨"ゆうり"）は機械の"ヒナタ"とこの残された世界…