概要
義理の父親が遺したものは、天涯孤独のわたしと血の繋がらない兄貴だった
【あらすじ】
貧しい母子家庭で育ったわたしの元に、ある日新しいお父さんが出来た。
その日からわたしは苗字が変わり『朝日向火乃香』となった。
けれど、わたしの高校入学を機に行った遅ればせの新婚旅行で、二人は海難事故に遭い亡くなった。
天涯孤独となったわたしは、存在すら知らなかったお父さんの息子……義理の兄にあたる朝日向悠陽の元を尋ねた。
紆余曲折を経て、義兄はわたしを引き取ると決意してくれた。
最初はわたしの体目当てかと思ったけど、義兄は思いのほか優しくて真面目な人だった。
本当の妹みたいにわたしと接してくれた。
氷河のように凍り付いたわたしの心は、少しずつ解けていった。
そんなある日、兄貴が誕生日であることを知った。
普段は恥ずかしくて言えない日頃の感謝。
それを伝えるためにプレゼ
貧しい母子家庭で育ったわたしの元に、ある日新しいお父さんが出来た。
その日からわたしは苗字が変わり『朝日向火乃香』となった。
けれど、わたしの高校入学を機に行った遅ればせの新婚旅行で、二人は海難事故に遭い亡くなった。
天涯孤独となったわたしは、存在すら知らなかったお父さんの息子……義理の兄にあたる朝日向悠陽の元を尋ねた。
紆余曲折を経て、義兄はわたしを引き取ると決意してくれた。
最初はわたしの体目当てかと思ったけど、義兄は思いのほか優しくて真面目な人だった。
本当の妹みたいにわたしと接してくれた。
氷河のように凍り付いたわたしの心は、少しずつ解けていった。
そんなある日、兄貴が誕生日であることを知った。
普段は恥ずかしくて言えない日頃の感謝。
それを伝えるためにプレゼ
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