「言わざる」を含む小説

王命により、魔方陣に血液が使用できなくなった。しかし、SDGsな代用血液は、三分で蒸発してしまう。そして、描くのに三か月はかかる魔方陣を描けと言われる。どうする、宮廷魔術師団!?

実緒（みお）は親の同意が得られず、大学受験に合格したのに入学することが出来なかった。 親から働いて、家に給料の三分の二を入れろと言われた彼女は、あることに気づく。 「入学後のお…

樺太に生まれ、樺太に育ち、そして樺太に骨を埋めるつもりでいた私にとって“樺太”という言葉は異様な程の懐かしさをもって響いてくる。 四十五万島民が堂々として開拓に努め、その一木一…

魔王を討伐するために王命により結成された勇者パーティー。破竹の快進撃を続ける勇者パーティーに聖女として所属するフローレス・ローズは無能聖女と呼ばれていた。 それは彼女がランク1…

百物語の十三話目。３回生の高畑は語り出す。「生臭ものって言葉、ありますよね。「不浄に近付く行為」はよろしくない、ということなんですよ」

　主人公ライルはブリケード王国の第一王子である。 　しかし、ある日ーー。 「ライル。お前を我がブリケード王家から追放する！」 　父であるバリオス・ブリケード国王から、そう宣言…

小さな町『コレガレ町』で育った高校三年生の佐藤凪と坂稀月、瀬川綴は、今日もいつもと同じように下校していた。しかし突然黒いセダンの車に追われ、稀月は撃たれ、綴も倒れてしまう。残され…

可愛いだけが取り柄の魔法使いのチナミと最弱勇者キートは、村長の息子に言われ、超魔法使いの説得に向かった。

小さい頃から何をやっても、今一歩天才に及ばないルークは両親に頼まれ国で経営する予定の博物館の点検を行う。 そこで出会ったゴーストのクロに言われた一言からルークの人生は変わり始める…

健太はいつも自分に自信がなく、周りからは「要領が悪い」と言われることが多かった。彼は何事にも慎重に考え、自分の意見を言い出すことができないでいた。 ある日、健太は道端で不思議な…

～～～１０００文字以内のショートストーリー～～～　大学の専行が同じで、会えば話す程度の知り合いである彼女。今日は、何だかいつになく視線を感じていた。案の定、授業の終わりに、彼女に…

転生先は戦争中。なにもしなけりゃ死ぬ状態。 ちょっと待って、転生直後でこの仕打ち？ 国民たちは泣くばっかりで、女神はクソ生意気ときた。 おまけに魔族の条件が『醜い』ってふざけんな…

ジャンヌ・ダルクが大好きな女子高生、花崎美帆はある日、自分がジャンヌ・ダルクを知る前にプレイしていた乙女ゲームの悪役令嬢『マリア・テレジア』として転生する。 すくすくとマリアは育…

記憶を失ってしまった盲目の少女メグは、謎の少女ルカに助けられる。 その後、ルカの仲間と合流したメグはルカの仲間の提案で「あらゆる病気を治すと言われる温泉」へと向かうことにする。…

ダンジョンが出現し十五歳になると「職業」が得られるようになった時代。 本人の能力と希望が合わない場合に、出来るだけ近い職業になるのだが、希望とは違うものになる。 未熟児で生まれた…

目つきの悪い主人公が異世界転生する話ですがただの異世界転生ではないと言う事は読んで見ないとわかんないと思うんでぜひ読んで下さいお願いします。

高校入学を無事果たした俺、こと松崎景一は初日に佐々野伊織というやつに出会う。なぜか分からないが、すごい懐かしいような気もしなくもなかった。 そこから意気投合し、普通に、一緒に楽…

凄く長く生きているエルフお姉さんなら異世界の変な風習の歴史とか知っているはず！ それを日々だらだら語ってくれたりしたら最高じゃない？ そして特に何も起こることが無かったら結局一番…

「聖女レーナ・コーエン！　魔王が倒された今、おまえはもう用済みなの。目障りだから元居た世界へ帰ってくださる？」 高遠玲奈《こうえんれいな》は日本から聖女としてこの世界へ召喚され…

　　「鴨下実加」 　「貴女は、コントローラーを握ったまま、死にました」 　「異世界転生の条件を満たしたわ」　 　「さぁ、その扉を超えて、ちゃっちゃと異世界転生しちゃいなさい」 …