「悪くない」を含む小説

過去の新人賞応募作（一次落選） 長編を書いたことがない人間が「長編執筆の体力作り」を目標に書いたものです。 ストーリー展開には粗が目立ちますが、文や台詞の雰囲気なんかは自分で読み…

地方都市に住む女子中学生は見つけてはいけないものを見つけてしまった。逃げても、逃げても追いかけてくる「アレ」。漂う泥の臭いや声は不快で、気持ち悪くて、吐き気を催すようなものだった。

もしも人間とクマが出会ってしまったら。登山客とツキノワグマが運悪く出くわしたお話です ※人間視点とクマの視点があります。ツキノワグマの言葉を人間の言葉に訳しました。私は山に関す…

強奪、魅力、毒、模倣、狂信、悪事に使われるスキルはとても多い。 隠していれば、バレた時の言い訳を、誰も信じない事だってある。風評被害とはそんなもの、悪くなくても、周りが悪と言えば…

エルフの少女は旅をする。 旅の最中で人を見る。世界を見る。 情がある。差別がある。 愛がある。憎悪がある。 文化がある。意思がある。 生がある。死がある。 リアルな世界を描い…

歴史に偉大な足跡を残した者は、転生に時間がかかる。……その魂は良くも悪くも「並」からは外れているのだから。 王子の亡命を手伝っていた船乗りズィルバーは、あるきっかけで自身の「前…

これは、主人公エメが好きなものを追いかけてやりたいことを見つける話。 伝説の魔法使い《ソーサラー》テオドールのダンジョン探索に憧れて冒険者になった地味な村娘のエメ。 一般的な冒…

異性に失礼な人っているよね。 合コンでタイプの人がいないからって、急に態度悪くなる人っている。 どんな相手だろうと初見の人に、無礼な人ってもうダメよ。

菅原要。高校二年の16歳。特に目立った特徴はなく、良くも悪くも平凡という言葉が相応しい男の子。そんな彼には、非凡と呼ぶに相応しい幼馴染の少女がいる。少女の名は簾藤エメ。容姿端麗、…

「この花の花言葉は、知っているか？」 「ああこれ、リメンバランス・デーに着ける花だろう？　ポピーか。なにか、死者を悼むとか、そういう意味があるのか？」 　リメンバランス・デーは十…

「人の表情は顔に出る」 　意味不明な言葉とともに友人である安藤は登場した。どうやら最近ハマった海外ドラマに影響されたらしく、いつも来ている喫茶店で、メニュー片手に不審人物を探し始…

音楽のタイトルや歌詞から想像をふくらませて短い物語を書いています。 ◼️タイトル 居心地悪く、大人になった ◼️原曲 齊藤京子『居心地悪く、大人になった』 ◼️あらすじ 仕…

　十年前、後に「断罪の徒」と呼ばれる異形が東京都内に出現した。無差別に住民を虐殺する異形を倒せたのは、警察でも自衛隊でもない。 　――それは一人の『魔法少女』だった。 　「断罪…

季節は夏、主人公森崎健太は夏休み家族とともに豪華クルーズ客船に乗って世界一周旅行をしていたが、何者かにより船に時限爆弾が設置されていて、爆発。船底に穴が空き運悪く沈没。目を覚ます…

公開日：9/2は宝くじの日 本作はフィクションです。

俺、門脇　祐樹は幽霊嫌いで有名だ。幽霊が怖い？いや嫌いなんだ！ そんなある日校内にある噂が流れる。幽霊がでるらしい。そんな噂を聞いた日、俺は運悪く旧校舎にとらわれる。そして見た…

祖父の家へ遊びに行く17歳の少年・佐伯　諒は、向かった道の途中に持っていたスマートフォンの電波が悪くなり、迷子になった。神社の前でちょうど止まった佐伯　諒は、どうなる！？

大学の冬休みになり、叔父の仕事を手伝うために雪山のペンションにやってきた棗恵悟。 毎年のことなので慣れてはしまったが、このペンションは父が殺されたペンションでもあった。 そして、…

土曜日の中央公園には魔女が出る――小学生の間で噂になっているその『魔女』は、夕方にベンチでクレープを食べるという。チビでビビリと馬鹿にされたケンタは、その『魔女』に本当に魔女なの…

立花美奈27歳。恋人なし。仕事は順調。 だから今の人生悪くない、そう思っていた。 それでも私の心は時が止まっていた。 たしかに愛していた恋人を失った2年前から。 女性の恋愛は上書…