「ホラーかミステリーか」を含む小説

サナトは、保護施設へ向かうチナミの兄。 チナミは、保護施設へ向かうサナトの妹。 その保護施設は綺麗な造りなのに、腐敗した世界に見えた。 明かりはあるのに、真っ暗闇よりずっと怖…

　俺がその風変わりな観音像を初めて見たのは京都にある某寺だった。推定築三百年はするだろう古刹のなかで獅子を左右に従えたそれは悠然と鎮座していた。 「子を慈しむ、と書いて、慈子観…

複合してミステリーのネタにしようと不思議な話を集めました。 科学や物理的に解説できるものもありますが、やっぱり、事実は小説より奇なり！

森下は、老紳士が失踪したという屋敷の客間にいた。そこには、異様な老婦人と、ソファに腰かける賢そうな少年と、ロッキンチェアを揺らす不気味な女性がいた……。 ずいぶん前に書いた怪談短…

五分で読める短編シリーズとなります。噂程度の短い話をいろんなジャンルでつらつらと 以下は1話目、図書館の噂のあらすじになります。 閉館された古い図書館にまつわる１つの噂。閉館さ…

ここは名前もない、ただ絶望だけが残った町である。 １つはこの町に来てしまったある男の話。 また１つは長年この町に住んでいるある病人の話。 絶望に浸りたい方の拝読をお待ちしておりま…

週一回、自作の奇妙な短編を掲載する企画『東京ウィアード・テイルズ』 https://kanji-harui.jimdofree.com/tokyo-weird-tales/ の第…

以前投稿していたサイトに上げていたものをこちらでも投稿させていただきました。 この話のタイトルは友人にこのタイトルでなにか話を書いてくれと言われ、書き上げたものを渡すと意味分かん…

ある男がたまたま立ち寄った店で幽霊を見てしまったことから始まる物語。 村の言い伝えと、ここで起きた事件を老婆が語り始めるが・・・・。

奇妙なテイストのショートショートを書いていくつもりです。 「夜の記憶」を縛りのモチーフにしてがんばります。 基本的に一話完結です。

週一回、自作の奇妙な短編を掲載する企画『東京ウィアード・テイルズ』 https://kanji-harui.jimdofree.com/tokyo-weird-tales/ の第…

週一回、自作の奇妙な短編を掲載する企画『東京ウィアード・テイルズ』 https://kanji-harui.jimdofree.com/tokyo-weird-tales/ の第…

週一回、自作の奇妙な短編を掲載する企画『東京ウィアード・テイルズ』 https://kanji-harui.jimdofree.com/tokyo-weird-tales/ の第…

富士の樹海に魔法使いが居ると情報を手に入れた新米記者『伊和佐ドウル』は、樹海の中で一人で暮らす『粟島チャミ』という少女と出会う。 ドウルはチャミが縄文時代から富士山の噴火を防ぐ為…

小学五年生の主人公・三上蒼介は、冬休みの宿題で、来年の干支である「馬」の文字を使ったことわざを調べて作文するという課題を与えられる。 来年に12歳で年男・年女となるクラスメイト…

仕事や周りの人間関係に疲れた俺は、《レンタル妹》と契約する。が、現れた相手は意外な人物だった。

高校生の桃田には何度も繰り返し見ている夢がある。 いつも同じ街、込み上げる恐怖、誰かを探して走り続けている自分。 たかが夢、そう思っていた。 でもクラスメイトの雉島や鬼ノ城も…

女性アイドルグループの曲とダンスと振り付けをコピーするダンス部の女子三人と、マネージャーを務める男子生とが出ます。 ホラーです。

演劇本番まであと数日。舞台稽古も仕上げにかかる時、児童劇団のメンバーが行方不明になった。だけど私は……日野陽菜は知っている。仲間がどうやって消えて行ったのかを。急場の代役を立てて…

牧歌的な毎日を送る山奥の村。 その村にある封印された祠に近づく三人の男。 村人たちを説き伏せ祠を開けようとする男たちの思惑と、祠の真実とは。