「短編 シリアス」を含む小説

十二月二十四日、クリスマスイヴ。 この日は俺の誕生日であり、大切なものを失った日。 ずっと自らを呪い続け、けれども再び逢えることを望み続けていた俺の目の前に現れたのは、日本人離れ…

少し変わったカップルの、ちょっとダークでエロティックな惚気話 3800文字程度の短い作品ですので、気軽に楽しんで頂けると幸いです。 ※小説家になろう様とアルファポリス様にもア…

科学の発展に伴い、人の誕生の過程は変わった。法律も変わった。 近未来、ついに胎児にも選択の自由が与えられた。 ー生まれるか生まれないかを、生まれる前に選べるー

夏休みが明ける直前まで宿題ができない、なかなか受験勉強ができない、期限ギリギリにならないとやる気が起きない、など、そういう経験があった方に読んでほしい短編です。 数年前のことを思…

今まで生き続けたいと思ったことのない引きこもり男性と 突然家にやってきた。見知らぬ女性が 自殺を通じて自分たちのこれから生きていく“目的”を探し出していく物語…

常人には倒せない異形の生物「幻想種」。それを狩る事を生業にする「幻想狩り」ジェイク。彼は仕事の折に魔狼に食い尽くされた集落から、たったひとりの生き残りの少女、レナリアを助け出し…

pixivより転載。 「魔法村」「星祭り」「出展」の三題で書いたもの。 エストバル城で保護されている記憶喪失の少女・千歳は、魔術師のフランに誘われ、星祭りを見に行くことになったが…

『君』との別れを間近に控え、それを受け入れられず苦しむ『僕』の前に現れたひとりの美しい少女。 彼女は一体何者なのか？ 出会いがもたらしたものは偶然なのか？ ほんの少しの不思議要素…

ミーチャは、始終、反吐を吐いてるような男だった。 そして、戻って来るなり、また酒を飲むのである―― その男の肩には、いつでも勝利の女神が尻を乗せている。 自分で自分に課したルー…

五月のはじめ、僕は兄を亡くした。

幻想的な雰囲気で統一した短編集です。少し暗めですが、だからこそ描ける夢幻を描いていきたいと思っています。 更新は不定期なので、ご了承ください。

かつて、世界には英雄(ヒーロー)と呼ばれた存在があった。 彼らは神々の力を持っていた。神々の知恵を持っていた。 あらゆる国・地域・コミュニティから、特定の人々の為の「ヒーロー…

巨人のいるその世界が、ある日突然平等になった。 巨人が巨人でなくなったら、人間に受け入れてもらえるのか。 　　自分の書いたほかの小説を読んでもらえるきっかけくらいになれば…

今まで他のサイトで発表した作品の他、思いついたときに書いていく。落ち着きのあるシリアス系からコメディー、ブラックユーモアまで幅広く種々雑多。

人と違うことの、何がいけませんか？ それでもあなたは、後ろ指を指して笑うのでしょうか？ 短編。

『お父さんに初めて会ったのは夜のバス停だ。私はまだ八歳で、ありとあらゆる自由を奪われて生きていた』 幸せな花嫁、シェリー。 彼女はウエディングアイルに立ち、あの日のことを思い出す…

　遠くない未来。 　人類は脳内情報のデータ化技術により、永遠のイノチを手に入れた。ところが主人公岡田の余命短い婚約者は、このまま死にたいと言い出す。 　ヒトはいつまでヒトたりえる…

綾瀬 亮介（あやせ・りょうすけ）は相棒のルキアと心で会話し、 力を合わせる事で、他者の心情を『色』で感じる事ができた。 そんな「ちっぽけな力」と持ち前の「前向きな気持ち」で、 …

新選組三番隊組長、斎藤一。 剣の腕を無敵と謳われる斎藤は、表立った活躍の陰で、粛清や偵察の任務もまた課されていた。 右手の儀礼の剣で人を欺き、左手の戦闘の剣で人を殺す。 嫌い…

悲痛な経験をした少年カイのお話。 ※なろうで公開中の「DĒŁĒTĒR ＝ デリータ」の抜粋完結話。