「昭和？」を含む小説

左には菜の花畑、右には紺碧の海。それが、記憶の断片だった。

プロフィール 緒方カズ代(主人公)4月2日生・牡羊座・A型・身長165㎝・右利き・黒髪 住所・T県芯斗市中那村地区段場院篠原初号-乙-78 T県立芯斗高校普通科三年一組 …

そこに、仁科という名の若者がいるのだが彼にはどうも特異な能力があり、なんと妖を視るらしい。 雑貨屋を開いているが、扱う品はどれもこれも珍妙なものばかりで、店主自身もこれまた妙ちく…

実話ベースの怪談風ショートショート。一般家庭の固定電話にまつわる話。その昔「無言電話」という陰湿な嫌がらせがあったのですよ。物心ついたときからスマートフォンが当たり前の世代にはピ…

昭和２０年、終戦前最後の空襲。 命の尽きかけた母子は、木の根元の穴に入り込み、うずくまる。 平成の時代まで残ったその木の周りで、不思議なことが起きる——。 筆者が小学校低学年の頃…

高槻義雄三十五歳。 死んだら、神の爺さんにスカウトされました。 内容はとある世界の勇者召喚に乗っかって、勇者のフリをして、その世界が抱える問題を洗い出し世界そのものを救うとか、そ…

父親にはルーツがあった、今のぼくにも通じるルーツが。ドリフターズがバンドマンとして都内のクラブで演奏していた頃、ジャズバンドとして前座をやったことがあったと聞かされた、静岡へ来る…

香坂ひかりは清純派アイドルとして活躍中。そして、BF（ボーイフレンド）の樋口進也も大人気アイドル。アイドルは恋愛禁止だけど内緒でお付き合い中。そんななか、ある雑誌の取材がもとで、…

昭和の時代、便利も不便さも感じない暮らしの中の駄菓子屋さんでの出来事。 かけ算も習っていない頃の小学2年生の彼が求めていたものとは？

短くて読みやすい、随筆風超短編。 見逃しがちな、日常を貴方に。

昭和20年の春。新緑溢れた横浜市郊外の町に、一人の陸軍飛行兵　海村雄吉少尉の姿があった。21歳のこの若者は特別攻撃隊への編入の命を受けて、それまで所属していた群馬県の館林飛行場か…

今は昔、知る人ぞ知る平成のゲームソフトがあった。 昭和の夏休み、少年が親戚の家に泊まり、広大な自然世界をひたすら遊び回る作品だ。 昆虫採集を始め、あさがおの水やりや魚釣り。…

昭和末期の風景。 ＊他サイトとの重複投稿です。

昭和六十年の初冬、父親の実家がある僻地・忘谷(わすれだに)。過疎の進むその集落で、友達のヨシくんに誘われ入り込んだのは――。 芦花公園ホラー賞参加作品。

学生時代の随筆風超短編。 地獄の合間の一幕。

　学生時代の随筆風超短編。友人二人と帰宅していた私達に、雨は無情にも降り注ぐ。

　昭和初期。荒んだ世界から切り離されたように、静かな桐之院（とうのいん）のお屋敷があった。 　孤独を愛する老紳士・桐之院良隆子爵と、賢く麗しき息子・悠之介。 　女中として奉公にあ…

満州で幼少期を過ごした雅代おばあちゃんの美味しい思い出。

「夜中に蛍川には絶対に行くな！」 親父が念を押した。

ある日、昭和19年にタイムスリップした白河みつきは、男所帯の大日本帝国海軍航空隊でただ一人の女整備員として働く事に。戦争を知らないみつきはやがて激化していく戦争に戸惑いながらも、…