「聞こえない」を含む小説

「あけましておめでとう！」――玄関から聞こえてくるその言葉が、建介に、心安まらない元日を予感させた。 ※この作品は元々「小説家になろう」様にて掲載させていただいていたものです…

ある日突然、醤油から声が聞こえてきた。 湯浅産の最高級たまり醤油の密封ボトルから。 カクヨムWeb小説短編賞2020、応募作品。 https://kakuyomu.jp/con…

心の聲が聞こえる神心　読。 読の日常は、本音と建前の両方が見える生活だった。 そんな中、友人の誘いでフットサルをすることになる。 そこに来ていた、心の聲が聞こえない女性　波下　白…

とあるグループで「衝動」をお題にして小説を書く会をやりました。 それに沿った内容だったのに、サイレンの音が気になってしまうのでこうなりました。 すべてフィクションです、実在の国と…

いつも冴えないへっぽこ新米刑事の菜々子。 何をしてもダメ。 事件に何も貢献出来ない……。 公園で辞職を考えていたら、子供達の噂話が聞こえてくる。 それはおまんじゅうをあげれば…

高校1年の村瀬真斗は隣人の騒音に悩んでいた。 隣のアパートから聞こえてくる、女性のうるさい話し声。流石に辛抱堪らず注意しに行ってみれば── 隣人は学校1の美女と称される、二階…

ある冬の朝、遅刻した主人公を待ち受けていたのは、機嫌の悪い音楽の先生だった。先生に言いつけられた作業をしていた主人公の耳に聞こえてきたのは、奇妙な転校生の噂だった。 ※この作品…

ニーチェに感化された女子小学生、曰く「神は死んだ」と。しかし、世は大スピリチュアル時代。「よし、全員論破だ！」と意気込んでいたところに、まさか天使（仮）が語りかけてくるとは……。

　ある森の奥深く、桜の老木が生えている。 　今年も美しい花を咲かせ、見る者を魅了する桜のもとで、今日もアヤはひとり、桜越しの空を見上げていた。 　ある日の夜、うたた寝をしていたア…

最近私の身に起きていることを創作を加えて小説にしました。 ポポルは本当に私の頭の中で今も喋り続け「小説なんて書く能力あるのかよ」と笑いながらオレンジジュース飲んでます。 だか…

噺家としてパッとしない日々を送っている蝶腹亭半角。弟弟子にも追い抜かれ、焦りを募らせていたある日、彼の元へ謎のメールが届く。開いてみると、亡くなったばかりの師匠・全角の声が聞こえ…

めだまやきの焼き加減って好みがあるじゃないですか。黄身がほぼ半熟になるサニーサイドアップ。両面焼きなんだけど、黄身が半熟になるオーバーイージー（サニーサイドダウン）。両面焼きで黄…

嵐の日に妹を探しに出た兄は近所を走り回っていた。その途中で聞こえた妹の声＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿このラストにあなたは何を思う

イケメンでもない平凡な容姿かつひねくれ者の彼…安曇　将は、アルバイトの帰りに路地裏から声が聞こえ…覗くと３人の男に女性が絡まれていた。 見て見ぬ振りは個人的に嫌だった為、とりあ…

いつもの帰り道。 辺りは薄暗くなったとき、私の耳になぞの足音が聞こえてきた。 振り向くと、そこには、顔のない影が揺れていた。 ラストに注目です！

フリースタイル&アンカーショット&クロスオーバー。全9話。 『S・N・S』… https://kakuyomu.jp/works/1177354054935138996/epi…

ずいぶん昔に某S社のロマン大賞――少女小説系の賞で二次審査まで進んだ作品。 友達だと思っていた男子にこっぴどく振られた主人公――真琴は落雷事故のショックで意識不明になるも一命を…

私は彼女の制止を聞き入れることもなく、その曲を流した。 すると結菜の身体から無数の悲鳴が聞こえてきた。 これは比喩でもなんでもなく、文字通りの意味でだ。 彼女の身体は文字通り悲鳴…

大学二年生の時、四年のヨット部の先輩がいきなり現れて、ぼくらを居酒屋にさそい、おごってくれた。その後帰るさいに、先輩は一人公衆電話に向かい電話をしている。都会の喧騒のなか、先輩の…