「鯨」を含む小説

「捨てないんだ」という小説にどうしても四国のエピソードを入れてみたくなりました。 弘法大師さまが修行で険しい野山を巡り開いていかれた日本人にとって本来の意味での『聖地』だと思いま…

静かな海。その色はどこまでも青く、白い泡のような紋様が四方によよと拡がっている。木尾は小さな四角いテーブルの上に乗ったポットから、木製のコーヒーカップにお湯をなみなみと注ぎ入れる。

暗雲を喰い漁る鯨と、放たれる矛先の少年の物語。

大陸から半島に抜ける唯一の一本道――モイラの家はその道ばたにある。季節を感じながらブランチ、尽きない積ん読、まったりと過ぎていく時間、最高のスローライフを送りたいだけなのに、この…

自主企画『同題異話・十一月号　きょうを読むひと』に参加させていただきます。 下記3作品の続きになります。 同題異話・六月号　見知らぬ指輪 https://kakuyomu.jp…

激しい跡目争いのすえ政権の人事が固まった。国防大臣は軍人事を一新した。 前王の腹心たちを粛清し三軍を廃した。反体制派の影響力を除去したところで彼はこれまでにない武官組織をつくりあ…

鯨でバスを作った主人公と、その鯨が、乗客を探して旅をする話。

時は平安末期にはじまる御噺——。 潮の流れの疾き、竜神様の棲まう海峡。 そこには、一頭の白い仲間はずれの子クジラがおりました。 通りかかった同じ白さを持つ、人ではないもの。 …

新大陸に向かう巨大な船の中で二人の青年が議論をする。 船を飲み込む「鯨」は存在するのか、しないのか…

朝登校すると『魔女』一夜先輩がいない。その代わり、見かけない銀の指輪が置いてあった。『サワるな』と付箋を付けて…… 夢月七海さんの自主企画、「同題異話・6月号」に参加している作…

自主企画『同題異話・九月号　砂漠渡りと長月』に参加させていただきます。 下記2作品の続きになります。 同題異話・六月号　見知らぬ指輪 https://kakuyomu.jp/w…

子供たちの間で語り継がれる夢に現れるクジラ。 その夢を見ると一つ願いを聞いてもらえるという。 1話完結五分ほどで読める単発小説です。

時の残滓を纏う少女のはなし。 夢月七海様、モリアミ様の自主企画: 参加用作品です。 ※単体で読めますが、前作「鯨よりも深く」 を知ると、より楽しめます。 https://k…

あらすじはキャッチコピーの通りです。 SF×ラブコメみたいな感じです。 初めてラブコメ書きます。色々ご容赦ください。 俺たちは英雄になんてなれない。 この小説を執筆するに…

海側に突き出た高台の上に校舎があり、景観が綺麗な学校。 景観の綺麗な学校百選にも選ばれたことがあるとか。 県立椿ノ峰高等学校。 俺が４月から通っている、三学年各十二クラスもある…

　一人で乗っていた潜水艦が故障してしまい、命の危機に瀕した「僕」は、黄色い鯨の絵が描かれた潜水艦によって助けられる。 　彼が連れてこられた海底コロニーは、鯨の潜水艦に載っていた女…

小さい頃、クジラは空を飛ぶものだと思っていた。 勉強漬けの日々に心が潰れた俺は、海岸に流れ着いたクジラの死骸を見に行く。 ※自主企画『同題異話・七月号　　鯨よりも深く』参加作品…

600字数縛りに勝手にしてる自主企画！七月号！6話完結！SF、以前どこかで出た異星人が出てます

夏だ！海だ！太陽だ！……全部却下。吸血族の今須は全部嫌い。だが、友人の太田が用意した山のキャンプイベントに、ホイホイ誘われていったのだが…… 夢月七海さんの自主企画、「同題異話…

自主企画『同題異話・七月号　鯨よりも深く』に参加させていただきます（二作目）。