「言葉 幻想」を含む小説

※近況ノートを使った表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16817330665875033293 　舞台は中世・…

念願の大学生活を前に私は確かに死んだはず。気づくと幻想的な森で何故か服もなく真っ裸で異世界に。植物や魔物の感情が伝わるのは、どうやら私だけの力のようです。 エルフ、ドワーフ、亜…

ン十年ぶりに詩のようなものを書いてみようかという気になりました。 そもそも才能はないので、好き勝手な想念（イメージ）をただただ言葉にしてみます。 ※あとで読み返して、ちょこちょ…

カピタ　『無敵会社ベルテデロインダストリー』の社長。ゴミ捨て場から知恵と拳と寿命でベルテデロを手中に収めた野心家。自称全宇宙最強無敵の自律人形。 キミヤ　『（無）ベルテデロ…

「痛みはいつか過ぎていきます」 今にも消え入りそうなほど薄命に見える少女が口にしたその一言は、今でもこびりつくように記憶している──森に住まう老齢のアルフレードは、再会を果たした…

「僕」は海と空以外に何もない海岸近くの小高い丘にいた。「僕」は、なぜ自分がそこにいるのかも、何者なのかもわからないまま、ただぼんやりと、目の前青い風景を。その中に溶け込みそうなく…

「訪れるのは三艘の舟である」との言葉が語り伝えられた国で、「夢」という名の少年は不思議な幻を見る――どこにもない、しかし必ず存在するという国、ネヴァーランド。その驚くべき建国秘話。

どこかの地方の奇妙な風習を切り取って描いたショートショート。おぞましくも美しい光景を、作者が幻視したとおり、言葉で写し取った小品です。したがって、これといったオチはありませんので…

幻想を見ていた。 奇怪な機械の幻想を。 偏在転生観の盲信者は罵倒の言葉さえ聞き入れず、何事かと問うまでもなく消えて行く。

「皐月、不思議な匂いがする。温泉、みたいな？」 　瑛太がくんと鼻を鳴らす。皐月は慌てて紅紫色のマフラーを鼻までたくしあげた……。 ゆきのまち幻想文学賞、最終選考に残していただい…

　十八世紀末、蒸気機関の発達は科学と産業を飛躍的に発展させた。 　そして、人々は忘れてしまった。遥かなる追憶の彼方へと。 　幻想郷（アヴァロン）を―――― 　自らをミス・ペンド…

羽生犀星（はにゅうさいせい）は、天才である。誰にも知られないまま亡くなった天才的な詩人にして、太古の人類が身に着けていたであろう技術を独力で再発見した天才だった。彼は言葉を用いて…

主人公の一宮武は自身の夢遊病で悩んでいる。そこへ幼馴染のバイセクシャルの花梅子がやってきて、武にレイプされたから、結婚してほしいといってきた。 けれど武にはそんな意識はない。 そ…

忽然と消えていく若者たち。彼らは皆とある言葉を言い残して消えていた。残された者たちは、果たして何を思うのか。幻想ＳＦっぽい読みきり短編。

　美少年と、ローズマリーと――。 　これは、澄んだ大気の花畑と、狂気が織り上げたお話です。 　このお話に、さしたる意味はありません。そして、あなたは嫌悪感を抱くかもしれません。…

角川ビーンズ文庫　2017年11月1日発売！ 著：羽倉せい イラスト：天野ちぎり 定価：本体600円＋税 ISBNコード：978-4-04-106284-5 芸術の才を持つ者…

「市に行くぞ」。 父の言葉に、ロソは感激のあまり、手にしていた山羊の餌をぽろりと取り落とした。 雪に閉ざされたハリ高地で、人々は〈つかのまの春〉に開かれる市場を目指す……。

スノードームの中で回る回転木馬や舞い散る桜の花弁等、『私の大事な宝物』をテーマに幻想的な世界観をイメージして書きました。 自由な発想を膨らませて、読んで頂けたら幸いです。

掌編集。数千字程度、一話完結です。前後の話には特に関連はありません。気まぐれ更新。 ある一つの情景や言葉から思い浮かんだイメージをひたすら描写していく、というコンセプトで綴ります…

タイトルの通り、詩集です。 怪奇幻想、あるいは日常など、いろいろなものの断片をとらえられたらと思いながら綴っています。