「腕だけ 短編」を含む小説

愛する妻を実験中の事故で失うと同時に、自らもこの世とあの世の境界に封じられた繋（ツナグ）。生きることも死ぬこともできず彷徨うが、冥界からの働きかけで現世を彷徨う怨霊の回収に臨むこ…

故郷を焼かれたアスラは燃え落ちる村で見た星色の竜《ギャラクティクドラゴン》を仇と定めて復讐を誓った。 やがて腕をあげたアスラは、王国初の経歴をもつ騎士として召し上げられることにな…

神戸には、悪魔になった悪魔祓師がいるらしい――。 新人悪魔祓師・千代子は初任務中、初対面の許嫁・皆無に命を救われる。その姿に一目惚れした千代子だったが、当の皆無は麗しき大悪魔・璃…

「おかえりお兄さん♪ 遅かったね残業？」 　ある日、あなた（お兄さん）が仕事から帰ると、年下幼馴染JKの桜川紗季が夕飯を作って待っていました。 　美人で、魔性的で、大人っぽ…

催眠アプリ――エッチコンテンツでしか見ないはずの都合のよろしいガジェットは実在した！ 喜び勇んでクラスのエッチなギャルに催眠をかける俺だったが……それは戦いの始まりだった。 突如…

あるところに、竜王が住まう城があった。 その城に立ち入った者は竜王の怒りを買い、命はないと言われていた。 だが、実際の竜王は小説を書くことが趣味で、戦いなど苦手だった。 そんな…

とある事務所で一人のスタッフとして働く青年、『碧海（あおい）』 ある休みの日、散歩に出かけると、石の上に両腕を広げてバランスを取って遊んでいる女の子が……！ 不思議なことに、彼女…

鬼に系譜である玄鬼は１２０２年に平家と共に滅亡した筈だった。ただ秘史は有り。都に類が及ばなければ、その暗闘は日本各地に散る。 破格の力を持つ玄鬼に対抗できるのが、武者の家系であ…

目が覚めると後頭部の痛み、両腕の拘束があり、目の前には面識もない女がいた。 どうやらコイツは、俺の事を調べ上げているようだ。 「ねぇ……覚えています？」 コイツの目的はなんだ。 …

　「デートしたい！」 　かわいい彼女ユリちゃんの願いを叶えるべく、泥棒はドライブお泊まりデートの準備をはじめる。 　車を盗み免許を偽造し、お互いお泊まりデート初心者ならではの…

　諒国の名家、鈴家の一人娘・鈴翠蓮は、15の誕生日に身体が腐敗していく呪いを受ける。指先から徐々に全身に広がっていく腐敗、身体を走る激痛、口と鼻を覆う臭気。国中の祈祷師、呪術師を…

「どうやって全て避けた?」 「さあ、あなたの腕が悪かったんじゃないですか」 　深夜0時、都市の果て。退廃的な死んだビル。社会のエリート達から、ならず者たちのたまり場と化してしまっ…

大手企業に勤める女性は、社長から召集を頂いた。 そして社長室に入室すると、女性型秘書アンドロイドが机の奥の床をゴルフクラブで叩いていた。 何を叩いているのかは机で見えないけど…

　この世界には人間を襲う魔物が存在する。奴らは人間を凌駕する身体能力を持っている。そこで人間は強力な装備を作ることで魔物との力量差を埋めることに決めた。世はまさに装備製作時代であ…

異星人に遭遇したんだ。腕には死にかけの仲間を抱いていてた。

「オリヴィア・リアーテル侯爵令嬢！　我が愛しのエリーピアを影で虐めていたそうだな！　貴様のような性根の腐った女とは到底結婚などできない！　よって貴様との婚約を破棄する！」 あらー…

「どうせ下に短パン履いてるし。見られても……あ」 「履いてないじゃないか……ッ！」 無防備すぎる担当アイドルにプロデューサーは気が気じゃない！ 年頃の娘を持つ母のようにたしなめ…

オレは彼女と婚約中。彼女の両親も公認の仲。そんなオレの夢は、パティシエになる事だ。専門学校に通い、腕を磨いた。先生の推薦を受けて、オレは１年間のフランス留学へと旅立つ。 出発前夜…

　私は宮島加奈子。親友の水香と、あるお話で盛り上がる。偶然、水香の彼氏を見つけるが、その彼氏は見知らぬ女と楽しそうに腕を組んで歩いていた。　この女は一体何なの！？と思った私は水香…

俺は実家からの仕送りがないため、生活費を稼ぐためにアルバイトをしている。 食事はアルバイト先の定食屋の賄いだけで、基本的に何も食べない。 バイトが忙しいので、以前に入っていた…