「短編 箱」を含む小説

怪奇ライターである私は不思議な体験をしたという男にインタビューしていた。 その男の語る黒い箱の話は凡庸なものであったが……。 【KAC2024 第3回お題 『箱』参加作】

神が起こした大洪水のさなか、人間と動物たちを乗せた箱船の中でも重大な事件が起こっていた。いったい、犯人はだれ？　 KAC2024第３回お題「箱」参加作品です。

＊KAC20243 ＊お題：箱 ＊『KAC2024 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024～』参加作品。 ＊短編。

　突然届けられた一つのギフトボックス。 　差出人の特徴を聞いた途端にその箱は不穏なものになり……。 　KAC2024お題「箱」参加作品です。 　「赤獅子と白氷竜〜追放から始まる…

朝起きると、手紙と鍵がポストの中に入っていた。 キラキラ光るおもちゃの鍵。 さて、この鍵はどこを開ける鍵なのだろう？

大神黎(おおがみれい)は第二の世界線の出来事を踏まえ、幼なじみの天兎志郎(あまとしろう)がヒーローになる事を今度は止めなかった。その代わり、黎は変身アイテムや武器を最初の世界線よ…

【KAC2024参加作品】これはとあるデスゲーム主催者が生まれるまでの物語──

ミミック。 それは宝箱に擬態するモンスター。 ソレにドラゴンのような巨体や鋭い爪牙はなく。 ソレにデーモンのような超常の魔法はなく。 ソレにできるのは、ただひたすらに擬態す…

　二月十三日。バレンタインデーを目前に控えた主人公、星月　真珠（ほしつき　またま）は、恋人である先輩に送るためのお菓子作りに挑戦しています。そんな彼女に、ちょっとしたハプニングが…

　私の名前は空海。青い空と青い海の様に美しくあってほしいという母の願い、らしい。私にはよく解らなかったが。 　そんな母が、私が物心付いた頃にこんな事を言っていた。 　『決して箱を…

　夜道を歩いていると、ある木箱を見つけた。 　その中にあったものとは一体…… 良ければ、以下もどうぞ。 人類を滅ぼす為に、魔王の息子が人間に転生をしますが、母(人間)の愛…

アルデュイナ公が義妹に用意した箱。 その箱が行く先々で絡み合う人間模様を目にするお話。 今度書こうと思っている小説の人物設定を掘り下げるために、実際台詞などを言わせたいなと思っ…

KAC20243応募作。お題「箱」 パラレルワールドとか。 不確定性原理とか。 量子論とか。 本格的なやつではなく、「すこし不思議」なＳＦです。

明治二十六年(1893年) ちゃらんぽらん神族のロス・ウースは、ようやっと町での仕事に慣れ始めた。 或る非番、主神と町を歩いているとゴロツキに絡まれてしまう。 話を聞くと、どうや…

男は、この世に絶望していた。 だからこそ、男はこの世から消えてしまおうと決心した。 そのために、男はエレベーターに乗って、屋上へと向かおうとしたのだが……。

【KAC20243】今回の授業内容は「宝箱の開け方」について。 馬鹿正直に開けようとすると痛い目を見るから注意するように。 １限目は解錠は例の一つとして、他に可能な開け方を紹介す…

それはどこかで見たような、ありきたりだけど決して色あせぬ冒険とモンスターの世界。 モンスターの神様が死んでしまったという噂を耳にした「噛みつき箱」のカミ太は、七つ集めるとどんな願…

青年は箱の中に住む小人族を観察するのが好きだった。 だがある日気づいてしまう。己を見下ろす存在に――。

KAC20243 「箱」参加作品 主人公　宇良島太郎が、ガンで亡くなった妻　姫子の大事にしていた箱を開けてみたら‥ 登場人物 主人公 宇良島太郎　30歳　会社員 ヒロ…

佐和の暮らす村には、オガラサマという神がいた。木箱におさめられ山頂の神社に奉られる神。家族を濁流に飲み込まれた佐和はオガラサマのもとに出向き、そこである男と鉢合わせる。