「猫 妖怪」を含む小説

ある雨の日、獣道将は一匹の白猫にいきなり噛みつかれてしまう。気がついたら彼は黒猫になっていた――！？　好きな子や家族(特に妹)にバレないように頑張ったり、ほかにも事の発端の白猫や…

陰陽師が存在し妖怪や鬼が跋扈する時代 用心棒を生業とする一人、榊平兵衛の話 五十年鳴き続けている猫が妖怪なのではないか という話を聞いた平兵衛は退治するために 愛刀を携え民家の…

　我が家に訪れた一匹の猫、飼い猫でも野良ネコでもない、頭が良くて図々しく、気位の高い淑女のような彼女はしっぽもピンと優雅に庭を練り歩き、ツンと気品漂う仕草で私の立ち居振る舞いをダ…

このICレコーダーには、ある怪談が収録されている。 とあるアイドルが、インタビュー形式で語った怪談だった。 しかし収録されていたのは、怪談だけではなかった―――

《本文抜粋》 　少女は藁人形に右手を翳し瞳を閉じた。 　後は祈るだけ。今はただ、それを成すことだけに集中すれば良い。 　遺恨は断罪者の存在を許す。執行する。たとえ罪人が己の罪咎を…

主人公 黒瀬 優希(くろせゆうき) 23歳年齢＝童貞 特に夢も希望もなく生きていた毎日。 そんなある雨の日俺はダンボールに入れられていた小さな黒猫を拾った。 その猫は雨風に晒…

寿命の飼い猫と間違って、霊を抜かれたじいちゃん、転生した戦乱の世界を駆け抜けます。

　少女剣客・野々宮濃紅は風呂場で男とばったり鉢合わせた。即座に殴りとばそうとするも回避されて逆に激しい折檻を受ける。何度も頭を踏まれながら濃紅は、この男の正体は犬神で、彼の兄弟を…

「私」の家には妖怪がいる。 人の足の間をすりっとするだけの無害な妖怪・すねこすりが。 見た目は茶トラの猫みたいだけども……？

突然の火事で故郷である里山を失った鳥天狗の少年は、零と名乗る人鬼に拾われ「睦樹」という名を与えられる。名前も火事の時の記憶もない少年は零の住処『隠れ家』に身を置くことに。そこは行…

【改稿させることにしたので、完結させます】 名古屋は錦町。 歓楽街で賑わう片隅に、一つの小料理屋が佇んでいた。風俗などの同伴などもなく、ごく普通の客層で賑わう店の店主には、少し…

メモリーメドレーのネタやキャラクターの口調調整などを行う時に「これを出したらうけるんじゃ？」と思った作者が書いたお話。

よってらっしゃい見てらっしゃい。 これから語るは、優しい老夫婦にまつわる不思議なお話。 ざっとさわりを申せばこれこの通り。 昔々、あるところにお爺さんとお婆さんが住んでおりま…

自由な生き方に憧れる悠也は僻地の農村で不思議な老人と出会う。

　青白くこけた頬、覇気がなく曲がった背筋、紫煙が染みついた吊るしのスーツ。うだつの上がらない、冴えないサラリーマンである主人公は、ある時、猫の形をした古い根付を拾う。 　その時を…

戌亥淳（いぬいじゅん）は怪談や心霊現象に並々ならぬ興味を持つ男子高校生。 ちょっと抜けてたり、妖怪の話になると他の事などお構いなしで突っ走っちゃう問題児だけど、愛すべきおばかさん…

猫のたまは大好きなご主人を殺された。たまはご主人の仇を討つ力が欲しいと強く願った。するとたまの尻尾が割れて、妖の力が身体中にみなぎるのを感じた、たまは猫又になったのだ。

　一匹の猫と睨み合ったとある朝、僕は通学中のバスの中で奇妙な体験をすることになる。

24歳の藤堂　翔太 15歳の小津源　莉桜 年の差カップルは、前世からの因縁で 幸せな2人に起こる事件とは・・・。

喫茶『糸猫庵』で繰り広げられる、人間臭い妖怪達の目線で進む物語。 「糸」と名乗る店主は影、常連客は野干、飯テロあり、登場人物の過去が絡んでいくストーリーです。