「月が綺麗だね」を含む小説

——屋上に行くと、物語が書きたくなる。 土曜日なのに登校日。 模試の日。 とある昼休みに繰り広げられた、なんでもないお話と、その後の物語。 ……言っておくけど僕はサイコパスじ…

――それは口説き魔妖精と、彼が見えてしまう私の、短くて長い夜明けまでの話。 ある月の綺麗な晩、立石の史跡で“私”はガンコナーと名乗る青年の姿をした妖精と出会う。 以来、気まぐ…

何年たっても忘れられない人へのやり場のない想い。 未練なのかなんなのか。 そんな言葉が並べられている日記みたいなものです。

遠い未来。人類は月に移住し、地球は宇宙船旅行で行く場所となった。 宇宙船ステーションのカフェで働く「私」は、ある常連客の女性のことが気になっている。もしかすると、彼女は……？ …

月の綺麗な見知らぬ場所で目を覚ました男。そこで出会ったのは一人の少女だった。

月が綺麗ですね(夏目漱石のI Love Youの訳)から発想し、Twitterで呟いたものの短編です。 よしなに。

唐突にやってきた小さな出会いから始まる、カラフルな日々。 俺は月を照り返す残雪を美しいと感じた。 だが、俺は素直に『月が綺麗』と言える馬渕がひときわ眩しく見えた。 どちらが優れ…

「よいコーヒーとは、悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、愛のように甘い」という、タレーラン＝ペリゴールの言葉を思い出したので、書いてみました。 青春、せーしゅ…

『珈琲は月の下で』 一作目の結末を、すっかり読まれてたので、なんとなく。

　毎年恒例の『月が綺麗ですね。』シリーズです。 　忘れていた初恋の相手と再会したとある男性のお話です。 　過去作のまとめ、月が綺麗ですね。短編集。https://kakuyo…

陶守美幸様の自主企画「月が綺麗ですね短編」に合わせて書かせていただきました。 以前書いた短編の「それでも魔女は毒を飲む」のスピンオフ、というより設定をそのまま使いました。 勿論、…

先輩の奥さん──朱里さんの一周忌が終わった夜の話。 この物語は、自作品『考古学と遺品　（※ＢＬ要素有り）』から派生した、妄想です。 殆ど関係の無い話ですが、もしよろしければ、…

読者企画や他サイト用に書いた短編をまとめてみました。 ワンアイディアの即興小説が多めです。「普段だったらこういうの書かないだろうなぁ」という、変な作品倉庫、とも。 独り立ちに至…

　高校２年生になった岡田太郎は、同じような毎日を退屈に感じ始めていた。 　その夜はとても綺麗な満月が夜空を照らし、柄にもなくお月見をしようと立ち寄った公園。しかし、そこで起こっ…

・JC～家出、行く宛なし ・JK～一人暮し、コンビニバイト

独りアパートに暮らすニートの男と、派手な見た目の猫のような女。 枝垂桜が咲く月夜の公園で、二人が出会うところから物語は始まる。 有名な告白のフレーズとなった『I love yo…

恋に興味のない女の子。だけど、実は気づいてないだけだったり。そんな子に想いを寄せる、ちょっぴりロマンチスト？ナルシスト？な男の子が突然、月が綺麗な日に現れて…

月に行き、ここからいなくなってしまったあなたを巡る想い。 「月に行くあの人に渡したい純文学一遍」参加作品です。