「夏恋」を含む小説

どこまでも女々しい少年の初恋の話。

何となく日常に飽きていた。だから彼に提案したのだ、特別な思い出が欲しい、と。 夏だからと単純な理由で行先は海に決まり、日帰りの、平成最後の夏のデートのお話。 糖分多め。

雨宮は講義中でもずっと下を向いているような内気な人だった。 僕はとある会話がきっかけで、雨宮のことが気になり始める。雨宮と彼氏の関係がよくないことを知り、僕はある行動に出るのだが…

自主企画「同題異話　八月号」参加作品です。 夏の暑い日に現れた、あの人。私の中の何かが、変わっていく。 ※全話公開いたしました。

あの季節になにがあったのだろう。 あの季節につきあっていた友だちは今どこにいるのだろう。 「恋空」を読んで涙してからでも、十数年が過ぎてしまった。 恋空のような小説を書きたいと、…

夏の一コマを描きました

１話完結の短編小説。通称・しろいろん。高校のデザイン科に通う水墨画家志望の女子高生。 好きなお菓子は紅茶のクッキー♪　そんな彼女に恋するとある存在の物語。

冬のわたしと夏のわたし 夏のぼくと冬のぼく

原爆に似た新型爆弾が落とされた世界を駆け回り、その意味を知ろうとする夏休みの少年の物語。（2010/08作）

夏祭りの日、玲奈は自殺した。きっと俺のせいだ。 自分を責め続ける蒼太は、何度も夢の中である場面を繰り返す。 だんだん鮮明になっていくその夢。 蒼太は一縷の望みにかける。 しかし彼…

「夏の恋は秋に終わる」――よく耳にするフレーズですが、今回はそんなフレーズを使った掌編を書いてみました。久しぶりの「詩的小説」です。変化球ばかりだと直球の投げ方を忘れちゃいそうな…

「私が死ねるようになるまで、手伝ってくれないかな？」 この一言から、俺と御子柴の夏は始まった。 淡々と死んだように流れていくだけだった時間、そんな止まっていたも同然な俺の現…

主人公・琴音には、付き合って5年の恋人・輝彦がいた。幼なじみだが、高校が違う二人はあまり連絡を取らない、端から見ればドライな関係だった。しかし、琴音の親友・真美が琴音の背中を押し…

東京での仕事に嫌気がさし、恋人をおいて海の家へ働きに出た主人公を待っているものとは。

君が突然いなくなってしまったあの日、ぼくは言った。 「＿＿、＿＿＿＿＿＿＿＿」 ぼくは泣いた。ただ静かに。 君は笑った。とても綺麗な笑顔で。