「ミステリ 本格」を含む小説

偽怪証明【連作短編ミステリ】 ――偽怪、それは人為的に引き起こされた怪奇現象を指す言葉。 小瀬良氷波が運営する怪談蒐集サイト「怪異の淵」に寄せられた恐怖体験談を、お化け嫌いの…

高校生の男女コンビが上履きを盗んだ犯人を捜す、ただのフーダニットです。

事件発生→推理→解決までを２００文字で綴る超短編ミステリです。 ルール。 「２０１文字でも１９９文字でもなく、ジャスト２００文字」 「探偵が推理を披露する前に、すべての手掛かり…

高校で起こる何気ない日常新本格ミステリ。

出張先を知った祖母から、恒樹は現地に住む叔父に会いに行くよう頼まれる。父方の祖母の次男。つまり恒樹にとっての叔父に。 飛行機に乗り、恒樹が空港からはタクシーを使っていると、左手に…

人気ロックバンドのボーカルが、公演真っ最中のステージ上で射殺された。 　様々に重なった会場の条件から、弾丸の発射方向の特定ができないため、容疑者はバンドメンバーから裏方スタッフ…

家族ものの切断ミステリです。

野球部マネージャーの「わたし」は、仲良しの裕美からエースの有紀とつき合っているのかと問い詰められる。「ぬけがけ」は許さないという裕美に、わたしはある事実を告げる… （本編は「エブ…

　カレーライスを食べている最中に死亡したと思われる、男の死体が発見された。男は特定の食品に対するアレルギー体質で、カレーの中にその食品が含まれていたことによる、アナフィラキシーシ…

　新潟市内の中学校で教師の死体が発見される。被害者は頭部を殴られ、ほぼ即死と見られていたが、現場にはダイイングメッセージと思われる血文字が残されていた。 　一方、素人探偵、安堂理…

本格ミステリってなんだろう？ 本格的に人を殺すことじゃないか？ 本格的に人が死ねば…本格的なトリックは二の次でいいんじゃないか！？ ハードな期待にお応えする本格ミステリに第二弾が…

　20XX年、政府は様々な弊害を生み出し続けたゆとり教育の終了を宣言。それと同時に青少年の自主性を涵養する計画“MCP”を開始した。 　それはMurder Challenge P…

※本作は『森村蒼の傍観』にも再編集の上、収録されています。 佐村和馬の日課は、階下から聞こえてくるピアノ演奏に耳を澄ませながら部室で電子工作をすること。 佐村和馬のひそかな楽し…

公園で起こった少女殴殺事件の犯人は誰なのか。探偵を称する高校生、曾根玲子は捜査に乗り出すが、第二の死者が――。 犯人を当てる手がかりはすべて作中に記述されています。ぜひ、挑戦し…

人類の命運をかけ、巨大ロボットに搭乗し侵略者たちと戦う若き公務員たち。 主人公の啓介はひょんなことから五台合体ロボの最下部に搭乗することになる。 強敵との戦いを終え、一息ついた時…

海鳴りの街で起こる陰惨な連続殺人 【七つの大罪】による見立て殺人の謎を解明することができるのか ※昔書いた本格風ミステリです

被害者が握りしめていたコーヒー豆が意味するものは？　ダイイングメッセージの謎！ 「小説家になろう」にも掲載しております。

日本ミステリ文学館では2017年5月より7月にかけて、「新本格ミステリ」30年を記念し、「鮎井郁介展」を開催します。『紅蓮荘事件』で衝撃的なデビューを果たし、90年代の日本本格ミ…

「また、退屈になりそうだ」 　代わり映えのしない日常に飽き飽きしてはいるものの、自分から刺激的な事件を探しに行くほど積極的でもない高校二年生・木則荘士郎（このりそうしろう）。そん…

【注意】本作は『ジャンピング・ジャック・ガール』の続編です。真相についての言及はしませんが、前作から読むことをお勧めします。 　高校二年の秋、とある事件をきっかけに生徒会執行部…