「カクヨム甲子園（高校生）」を含む小説

自分定義カプセル。 三十年ほど前に開発された、飲むと自分の向いている事、やるべき事が分かるカプセル。 使用するとたちまち脳裏に職業が思い浮かぶ優れモノ、あとはその職業に向けて…

「悪魔が良いことをするとどうなると思う？」 「………裏があると思うだろ。」 「そう。みーんな、怖がって逃げて行くんだ。」 　悪魔は面白そうに 「じゃあ、天使が悪いことをす…

高校一年生の「私」は、部長である先輩に不思議な気持ちを抱いていた。同性なのに、まさかそんなことはないはず── これは一人の純粋無垢な少女の物語である。

普通の高校一年生の明里はある朝、道に転がるたくさんの目玉を見た。日本各地で見られた奇想天外なこの事件をきっかけに明里の日常は変わり始める。何もなかったはずの日常が変わっていく、そ…

　病気を患い、臓器移植をしなければ余命わずかの幼馴染・凛に、優真は想いを寄せていた。終わりの近い凛の命だったが、ドナーが見つかり手術も成功して、奇跡的に一命を取り留めた。 　二人…

”今日は汗をかかない”、ひょんなことからそんな事を決めた高校二年生の太田勇輝。 一風変わったこの誓いと高校生活とが織りなす恋の行方とは。 　本作はポカリスエット賞へと応募しま…

今日は1年に1度、私が彼に逢いに行く日。

　一見普通の高校生・心暖（こはる）は、実は放課後になると近所のアミューズメントパークのマスコットキャラクター、『ぷぷちゃん』に扮する着ぐるみアクター。 　ある日、心暖は幼なじみで…

かの有名な宇宙飛行士、人類初の有人宇宙飛行を成し遂げた、ユーリ・ガガーリンはこう言った。 「地球は青かった」と。 天文部に所属する岸辺湊は、夏休みに入る直前、クラスメイトの天城…

【カクヨム甲子園2022 ロングストーリー部門】応募作品 　高校一年の晩冬、僕（高尾 大輔）は中学から続けていたバドミントンを半年で辞めた。全て自分で決めた選択。後悔など何も…

　嘘をつく人の足音はその空間に記憶される。そしてその足音を聞くことができる高校２年生の琴葉は日々足音に悩まされていた。 　ある日突然消えていく足音、様々な生徒や教師の葛藤と悩み…

友達とか恋人とか色々あるけれど、私は君といつだって一緒にいたい。 君は自分を否定するけれど、君は君の思っている何十倍も、何百倍も、何千倍も優しい人だから。

カクヨム甲子園創作合宿2回目のお題である「道」をテーマに一作品作りました。

オープンキャンパス用文芸部誌「どーも、文芸部と申します」に一部改変して掲載

高校生のタケルが『道』という場所でキツネと出会い、人生というものを理解する物語。

主人公、堀川は帰り道に身に覚えのない路地があることに気が付いた。中は薄ぐらく、地面も何かおかしい。段々不気味になっていき、友達とまた出直すことにした。 その路地の奥にあったものは…

カクヨム甲子園創作合宿　1回目「空」 空の写真なんて好きじゃない。風景を見ても楽しくない。でも、好きになりたい。