このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(171文字)
冒頭の世界観から面白い。白と黒のコントラストに浮かぶキツネの姿。出会った瞬間からキツネにつままれたような感覚を得る。道を「運命」と結びつけ、これからの未来をどう進むか。キツネの滔々とした語りに引き込まれ、何かしらの答えを出してみようと背中を押されるだろう。進むべき道としての人生訓がメインとなりますが、白や黒と決めつけず灰色の世界もあるのだよと教えてくれるイメージも浮かびました。これもまた人生の教訓☆