「カクヨムコン『短編』 カクヨムオンリー」を含む小説

主人公のミナセは十歳のとき、同じ村に住むリーシアに命を救われたことがきっかけで、彼女に恋をする。 それから七年ほどの月日が経ち、リーシアはもうすぐ十八歳の誕生日を迎えようとして…

恵まれない少女がいた。 その少女は、毎年のようにサンタクロースにお願いをしていたのだが、一度もサンタは少女の願いを叶えてくれたことはなかった。 どうせ今年も無理だろうと思い…

毎日毎日、同じことの繰り返し。人生になんて、楽しいことなんてあるものか。どうせ僕は負け組なんですよ！ そんなことを思いながら青年が家路についていると、ゴミ捨て場にあるものが捨…

多加良　将はそのコスパの良さから女性の好意を受けることがしばしば。 しかし、軽い気持ちで彼との距離を詰めれば愛情は青天井に高まり、いつからか重くなっていく。 「多加良くんがそ…

俺、寛汰は、地元でも超有名な中高一貫の進学校の高校２年。 だった。 あらぬ嫌疑を掛けられ、自ら退学してやったんだ。 校則の超厳しい学校だったから、俺はすぐさま、今までできなかった…

　医療関係者の親の元で育ち、小学生の頃にいじめられっ子だった経験から他人を傷つけることを強く嫌っていた光は、中学時代、大変な優等生であった。 　しかし、そんな光もある日の出来事が…

【カクヨムコン短編】―――魔術都市 エーヴェル―――／ 五十路（いそじ）を越えたオッサンは、ウソくさい科学を信じて／ 老後の健康のために 毎日１０分間、健康遊歩道（けんこうゆう…

　学芸記事で有名な、有数な新聞社であるエム新聞に一本の電話がはいってきた。 　電話の主は、エックス氏。彼は、現代芸術の到達点と称されるほどの芸術家であった。 　だが彼は変人…

　だいちは、乗った覚えもない、全く知らない蒸気機関車の中で目を覚ました。不気味な雰囲気で、あたたかみもなく、乗客もおかしな人ばかり。そして、意味が分からず困惑しているだいちの前に…

今回【カクヨムコン８短編】に応募した作品「イレイサー：File00_動くミイラの謎」を現代日本に置くとどうなるかやってみようと思います。 どうぞ、比べてみてくださいな。 イレイ…

あてもなく書いたら大根が走り出しました。 香鳴裕人様　同題異話　１月号 『小さな勇気とラッキースター』 https://kakuyomu.jp/user_events/16…

蔵野　七は自宅にて追想する。 愛しき君萱　雅斗を。

篠沢悠里(しのざわ ゆうり)は、兄である篠沢咲也(しのざわ さくや)と、平穏な日々を過ごしていた。 その日常が突如として崩れ落ちたとき、悠里の悪夢は始まった―― ＊「カクヨム…

八月の京都と言えば「五山送り火」ばかりが取り上げられがち。 だけど本来は、それとセットで「精霊迎え 六道まいり」と言われる行事がそれよりも前に行われている。 「六道まいり」で祖…

これを読み終わった頃には、きっと貴方も終末世界の虜に！ ＊「カクヨムWeb小説短編賞(令和の私小説部門)」への応募作品です。(テーマ→己の過剰な偏愛)

お誕生日おめでとうございます。 せっかくですんで、草森ゆき（草食った）様のこちらの設定をお借りして書いてみました。 ありがとうございます。 https://twitter.com…

まだまだ寒いしなぁ……出かける時は服をたくさん重ね着しよう！　防寒具もありったけ全部付けよう！　めいあん！ でも、花の女子高生なわけだし、オシャレもしたいんだよなぁ〜……よし。

これはホラーなのか……？（遠野） ※多分胸糞悪いとは思うので、そういうのが苦手な方は注意していただければと思います。

沢井花奈(さわい かな)は、絵を描くことが好きな高校一年生だ。 花奈は絵の中に、レイネという青い髪の少女を、長らく描き続けてきた。 終わりかけの春。花奈は、実在しないはずのレ…

【カクヨムWEB小説短編賞2022参加作品】 高校1年生、竹内和奏は学校生活に疲れを感じていた。 そんなある秋の放課後、和奏は魔法使いの館のような、趣ある一軒の古びたカフェを発見…