概要
残酷な獣〈ホシバミ〉と話せる少女と、彼女に恋する少年が紡ぐファンタジー
主人公のミナセは十歳のとき、同じ村に住むリーシアに命を救われたことがきっかけで、彼女に恋をする。
それから七年ほどの月日が経ち、リーシアはもうすぐ十八歳の誕生日を迎えようとしていた――
*「カクヨムWeb小説短編賞(エンタメ短編小説部門)」への応募作品です。
それから七年ほどの月日が経ち、リーシアはもうすぐ十八歳の誕生日を迎えようとしていた――
*「カクヨムWeb小説短編賞(エンタメ短編小説部門)」への応募作品です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!みずみずしい文章にひたりながら、ファンタジー世界に旅立ちましょう!
とにかく文章が美しいです。
誰かを、あるいは何かを描写する際にこんな方法があるのかと驚くばかりです。
作品の舞台がファンタジー世界であることは多いに関係あるかもしれません。
本来なら存在しないはずの世界を描く必要があるわけですから。
また、ストーリーの展開にも関係があるでしょう。
なにしろ、描かれるのはまっすぐな青年の恋愛です。
必然的に相手の女性に対する思いが文章に乗ってきます。
こういった理由で文章は特筆すべき点です。
しかし、物語そのものにも注目すべき所は多いです。
世界観と恋愛をうまく絡め、男女に立ちはだかる障害とその不穏な影が伏線のように配置されています。
ひとつのジャン…続きを読む