「わたし 主人公」を含む小説

人間と魔族が共存するようになった世界。魔導具によって作られた霊体は血も流れず、命も落とさない。 そうして人間が挑戦し魔族が受けて立つ迷宮攻略は配信され、楽しまれるようになった。…

入学式での出会い、一緒にするテスト勉強、家族ぐるみの付き合い、ちょっとしたトラブルとその解決……それらを通して青木春斗は泉恵奈と絆を深めたことを確信した。だから彼女を好きになるの…

わたし，真美！絵を描くのが得意なお姫様！ある日わたしの学校で，不思議なことがいっぱい起きたの。お父さまがいうには，それは闇1族のものがやってるって，助けられるのはわたしだけ。幼馴…

わたし、佐保しゆりの住む大阪に、離婚をした従姉妹の牧田尚子が二人の子どもを連れて東京から戻ってきた。 真矢と透也、二人の子どもからなにやら香ばしい臭いがすると思っていたら地雷を発…

星川直也は日本に住む、ごく普通の中学三年生だ。学校から帰り、いつものオタク趣味に興じる直也。だが、直也の二個下の妹・柚葉だけが、いつまで経っても家に帰ってこなかった。 ――柚葉…

「わたし以外の天使を、殺してほしいの」 その言葉を残して、JK天使はどこかへと消え去った。世界の裏側で、ヒトと天使の戦争が再開される――全高三メートルの人型兵器による、メカアクシ…

メフィエルちゃんは、ごく普通の錬金術師を自負しております。 メフィエルちゃんからアイテムを買いたいなど、なにかしらご用命がありましたら、「メフィエルちゃんのお店」までお越しくだ…

＿＿＿＿私には幸福になる権利がある。だから、何をしてでも幸福になる。 甘くて苦い毒は少女に未来を知らしめた テトラ・インヘリットは泣きじゃくる双子の弟と、口から吐いた赤い液体に…

「わたし、着付師のミリア。 ノースブルク諸侯同盟領・ウエストエッジに住む24歳。もちろん独身。いーの、地元じゃ行き遅れだけど、この国では普通なの。 そんなわたしは、ある日鬱陶し…

タイトルは、火振るる（ほのふるる）です。この作品はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。 渡司螢火（わたしけいか）は、母方の実家がある多稔町へ赴いた。その目…

気がつけばダンジョンのコアルームにいた「私」。 コアから望むものを与えられ、生かされていた。 いつか外の世界へ、ダンジョンを出るために強くなりたい。 コアは「私」に知識を与え、訓…

ミシガン伯爵家のリリーは、いつも後回しにされていた。転んで怪我をしても、熱を出しても誰もなにもしてくれない。わたしは家族じゃないんだとリリーは思っていた。 婚約者こそいるけど、…

わたしはキャサリン。キャサリン・イングリスっていうの。 わたしはね、とっても良い子なのよ。 だって、パパとママの言う通り大人しくしているし。お勉強だって得意。お医者さんになる勉強…

ハンドメイドが趣味の宮内あかねは、コスチューバーの妹のためにお針子をしていた。妹と間違われてストーカーに刺されて異世界へ転移することになったが、引っ込み思案の性格を直すよう、異世…

好奇心旺盛な楊桜鳴は幼少期に聞いた音色に、10年経った今も夢中だった。 だが、その音色を出せるのは選ばれた人のみ。踏ん切りをつけるために、最後に楽器があるかもしれない皇宮へと…

「お待ちかねのようね――」 　朱色の扇が、月明かりに舞う。 　江戸の街で噂の快盗・朱雀。その正体は、小さな質屋の美しき看板娘だった。 　表の顔では清廉な商売を営み、裏では悪徳商人…

婚約破棄をされ、国から追放された聖女・ペルアディアは、『ディアン』という偽名を使い、男として隣国で冒険者をしていた。 ある日、自身が組んでいる冒険者パーティーに、新人として一人の…

「あなたとあたしの夏休みの宿題」と大樹萌が言って、わたしに紙を手渡す。 　それをちらりと見て、「アホか」と返答する。 　紙には次のように書かれている。 　 　１　海へ行く 　２　…

椎野 渚はある雨の日の夜、謎の女から一冊の黒い本を渡された。 ――『ろく』。 そのタイトルの本は未出版のファンタジー小説。子供向けのような文章に、悲惨な結末を迎える物語。 …

高校入学を機に一人暮らしを始めた水瀬大海。 大海は入学前のアクシデントによって入学が遅れ、クラスに馴染めずにいた。 そんなある日、ボーイッシュ美少女の雪乃泉から声をかけられる。 …