「曲」を含む小説

私のお父さんの仕事の関係で急遽転校を余儀なくされた。 私は初日の最初に目が合った男の子に胸の奥を締め付けられてどこかで意識してしまう。 でも彼にはどうやら他に好きな人がいるらしく…

　題名は「エル・ドラゴン・マーロ」と読みます（※スペイン語で「悪龍」の意）。 　とある「走り出す」がお題の短編コンテスト応募作にして、〝エルピラ・サイクル（作品群）〟の一つ、下…

宮下秀冽の箏曲、アリランによる舞踊曲を弾いて、思いついたお話です。この曲、なかなか受容されにくい曲のようで、私の師匠もなかなかやらせてくれませんでした。そんなところを物語にしてみ…

彼氏が浮気をしているのです。 でも別れることができないんです、だってもうあなたがいないと眠れないから。 シドさんの『sleep』という曲をモチーフにしていますが、ほぼ9割は実話…

（自主企画『【三題噺の競作】「歌謡曲」「三十六計逃げるにしかず」「天井」』参加用に書きました） （カクヨム初出ですが、現在は「小説家になろう」でも掲載しています）

「な、なすて・・・なすて夫婦に成れんのだべか？」 何時しか見上げる程になった若者の目に問いかけた。 しかし揺れる瞳が少女を見つめる事は無かった。 「許すてけろ、親父様の仕置きじ…

音楽の流行は洗脳のようなものだと思う。 どれだけ必死にいい曲を作っても、流行を作る薄っぺらな歌に勝てない。 だから｢俺｣は、音楽が嫌いだ。 ｢俺｣は、友人から演劇の公演用の音楽を…

暇潰しやストレス解消のために書いた詩ですww 詩というより歌詞っぽいですww 一部、なろうに投稿してたやつもあります。(諸事情で消したけど...) 暗いものが多いです。 誰か曲…

ビルツ家のサロンは、決まって夜を迎えた図書室で開かれる。 三女にして《じゃじゃ馬娘》ことアンナは、今日も猟師の青年ルーに首ったけ。冬を迎えた図書館で、彼らは今日もチェスに興じるが…

松井泰斗は作曲ヲタク。幼馴染に楽曲提供を強制されるが、すっぽかして自由を得た。・・・はずだったが、代わりにその妹が来た。

　特殊な環境で、小説家とシンガーソングライターという二足の草鞋を履く明智　颯茄（りょうか）。曲が出来上がるたびに、Youtubeに投稿するという日々を、夫婦たちとのやりとりを交え…

初めて作詞にチャレンジしてみた この詞に素晴らしい曲を付けてくれた ダイコン@enjoyさんのCASTはこちらでお楽しみください ‎ https://u8kv3.app.goo.…

不眠症歴17年。どんな睡眠薬も効かない作者は、不眠症を拗らせ精神障がい者になってしまった。 たかが睡眠不足、されど睡眠不足。他人事じゃないですよ！

「魔法のリンゴあります！　いかがですか！」 探索者ギルドで満面の笑みを浮かべ、元気よく魔法のリンゴを売る幼い少女チハル。 探索者たちから可愛がられ、魔法のリンゴは毎日完売御礼！ …

ふたりの少女の輝かしい幼少期から成長まで 成長とともに考えが変わっていくのは、常識じゃないの――？ 別のサイトのコンテストのためBURNABLE/UNBURNABLEさんの「オ…

オムニバス短篇集、『10 Stories』シリーズ第一弾です。 10篇の物語には、それぞれイメージソングがあります。といっても、歌詞をそのまま物語にしたとか、こう解釈したとかい…

作詞作曲家であり、音楽プロデューサーである龍友は、ヒット曲を作るという夢に向かって日々頑張っていた。そんなある日、偶然のようで、必然のように出会ったレイナの歌声に、龍友は惚れてし…

描いた夢を叶えた「私」は、代償に大切なものを喪った。 過去を思い出し、懐かしみ、泣けてくる。 一つの歌が私に教えてくれたこととは―― ※monogatary第二回羊文学賞に応募し…

中島みゆきさん作で研ナオコさんが歌ってらした「こぬか雨」という曲を下敷きにしたものです。