「怪談じゃないよ！」を含む小説

中学三年の夏、榎野継(えのきのつなぎ)は寝台列車に乗って島根に向かっていた。目的は島根にいると言う祖母に会い、幼い頃に死んだ母の話を聞くことだった。 しかし母が残したノートには「…

教室でめくった雑誌の表紙、それは流行の都市伝説がまとめられていた。少年らは好奇心で儀式を行い、出られない部屋とかした教室からの脱出を試みるため、試練に挑む。不気味な洋館を探索する…

渋谷、世界的にも有名な街で起こる少しだけ怖いお話し

複数の主人公がいます 主人公たち三人はとある廃病院に行くことになるのだが、そこではあることが行われていた 主人公のシンヤは十四年前に同級生の三人に弱虫と言ってしまい、そのせい…

海辺の町の怪談。KAC20245「はなさないで」参加作品です。 2024年8月3日よりnoteでも公開しています。

秋田県、男鹿半島にある赤神神社五社堂。 ここに祀られているのは神だけではない。 ２人の両親、そして３人の子供。 計５人の鬼が祀られていた―――

幽霊が出る。 友人のAがそう言った。 近くで事件が起き、連日の騒がしさ故ではないかと諭すもどうやら違うらしい……

後悔しかありません。

高校二年生の佐々木明路(あける)。 彼女は登校途中にある階段がいつも気になっていた。 雨の日に通ると、そこに血痕が浮かび上がって見えるのだ。 祖父の形見の腕時計をつけ…

そもそも誰に私のこと聞いたんですか？ SNSで。ああ、そんな投稿をしたような。 すみません、SNSの投稿ってあまり覚えられなくないですか？ あまり覚えてないんです。私。でもしたと…

口裂け女の発祥から出会い、最後まで。

【一言】ドナーが見つかって女の子が助かる話。 【百字】主人公は生まれた時からドナーを待って病室で過ごしていた。ある日、ドナーが見つかって完治するが――。 【備考】ジャンルはホ…

東京都文京区の下町、根津に実際にあるお化け階段。 怖い噂は事実ではなさそうですが……。 「SARF×カクヨム　短編こわ～い話コンテスト」参加作品です。 追記 皆様のおかげで｢S…

ささくれができたら誰もが抱く（かもしれない）恐怖を小説にしてみました。「KAC20244」参加作品です。

最近、彼女の様子が変なんだ。 とにかく情緒不安定で、満足に寝れていないようだし食事も取れていない。 もしかして取り憑かれてる？

いたくないのに。

激辛ラーメンが食べたいのに、電気が止められている。ゴミ屋敷で一人暗がりでつくるカップ麺の味はいかに。