「戦記だけど戦記じゃない」を含む小説

信長戦記（しんちょうせんき）です。 信長が戦った戦は、確認できるものはすべて取り上げます。その内容は、史実をもとに創作を加えて構成しています。 初陣から本能寺まで長丁場ですが、丹…

　一九四二年七月五日、日本海軍はその空母戦力の総力を挙げて中部太平洋ミッドウェー島へと進撃していた。 　真珠湾以来の歴戦の六空母、赤城、加賀、蒼龍、飛龍、翔鶴、瑞鶴が目指すのは、…

｢お前がルシタル王国の王子ロクサスだな。一緒に来てもらおう｣ 白い鎧の兵士が突然王子ロクサスに言い放った。しかし、理由を告げる気はないらしく突然襲いかかって来たところを、一人の男…

主要登場人物： ミキ・カズサ　　　　　　　日系女性 ウォルター・カミングス　　ジャーナリスト ネリッサ・オブライエン　　サイエンスライター アルフレッド・ハルトマン　連邦議長 …

大陸中の全文明国を巻き込む大戦の勃発から25年。未だ争いが終わる気配はなく、衝突は激しさを増すばかりだった。 かつての歴史と文化を湛えた都市の多くは破壊され、放棄された。 大地に…

僕は気付くと記憶を失っていた。 名前以外思い出せない僕の目の前に、美しい女神様が現れた。 「私は神の一柱、【ミネルヴァ】と言います。現在、邪神により世界が混沌しています。勇者レ…

アルディア大陸を二分する大戦の折、英雄的活躍を残した双剣の魔法剣士ケンヴィード・ゼファー・ティアマート。帝都に凱旋し浮つく周りの態度に日々苛つきに似た何かを覚えていた。そんな中、…

魔法。それは人々の憧れ。それは神秘。それは畏怖の対象。そしてそれは、一人の少年と世界を大きく変えるものであった。 　少年ヒューロはとある出来事に巻き込まれ、魔法使いになってしまう…

　年端もいかぬ童が暗い森で迷い、微かに差し込む太陽の光を頼りに歩くと、神々しいまでに清い湖に辿り着いた。 　湖に近づく童に、バシャバシャと水が跳ねる音が聞こえる。 「何だろ？…

　ヴィンガッセン家の次女イルマは王国随一の魔道技師だったが、極度の人見知りでひきこもりだったため、研究結果の全てを双子の姉に譲り、自らは影の存在に徹してきた。 　しかし、ある日…

戦争ではAI戦艦同士の戦闘が行われ、人間はそれらの戦闘について、AIの提案を、ただただ受理するだけの存在であった。だが、奴は違った、彼は敵のAIのシステムの穴を突き、AIすらも想…

　速水が副長を務める最新鋭潜水艦＜くろしお＞は、東京湾の哨戒を命令された。 　だが、様々な制限のある潜水艦の生活は潜っているだけでも大変だ。 　しかもバッテリーの充電のために浮上…

かつて少年兵でありながら英雄扱いされたユーリは再び機動兵器『MT』を駆り戦場に立つ。ドラクル小隊の隊長として軍務に勤しんでいたユーリだが突如として拘束される。そして小型戦艦『エー…

マイクはタダの冴えない記者だった だが偶然という名の運命は彼を過酷な旅路へと導いていく 過去と現在、絶望と希望、支配と自由が交錯し、救世の道が開かれる。 ここは『ジアース』…

第二次大戦末期、ドイツに現れるはずだった幻の翼、ホルテンHo229。彼女は敗戦と共に消滅ーしなかった！廻り廻って日本に行き着いた彼女の活躍とその開発を描く！ この作品はなろうに…

※第一部完結しました！ これは、後の世に〈最後にして最初の皇帝〉と称された ひとりの少女の物語…… 三千年の長きに渡って大陸に覇を唱え、 繁栄してきた大帝国〈宙（ちゅう）〉。…

気が付くと真っ白な空間にいた藤堂高志はそこで神を名乗る変人に出会う。 そこで異世界転生できると言われた彼は胡散臭げな自称神に神の願いを叶えれば、高志の願いも叶えると言い放つ。 …

　神秘の力すら断つ剣聖は勇者の仲間として魔王を討伐する一助となった。 　人間種と魔族が争い合う人魔戦争は、英雄たちの活躍により終わりを告げたのだ。 　しかし、それは同時に人と人…

惑星エイドラに住む児童養護施設育ちのステヴィア・ルニールには最も敬愛する男性がいた。それは未成年だった頃の彼女に学業支援をしてくれた人。 支援のお陰で十分な教育を受けられたステ…

昭和十七年六月のミッドウェー海戦 日本軍は空母三隻を失いながらもミッドウェー島攻略を強行して占領する。 米海軍の空母戦力を撃滅したい連合艦隊司令長官山本五十六は新たに第七艦隊を編…