「中編ぐらい」を含む小説

“死神”という人知を超えた存在に目の前で両親を殺された小学３年生の少年。 唖然として現実を受け止めることの出来ない少年に、“死神”は提案した。 沢山の人間から“残り時間”を奪え…

蒸気大戦が休戦なった直後の帝都、連合軍の包囲を受けていたこの街では物資が窮乏し、各地からの横流し品による闇市が栄えていた。 小さな闇市の顔役を務める道重（みちしげ）は、見慣れない…

龍種をこよなく愛する人間嫌いの青年ドラーク(20歳児)が、この世で虐げられ、理不尽に殺されている(ドラーク目線)龍種やモンスターの為に人間を滅ぼす呪術を編み出す。その結果、死ぬの…

中学生のビルは『外国人』故に奇異の目を向けられ孤独な学校生活を送っていた。 原因に心当たりは特になく、入学して数ヶ月もしないうちにルームメイトは頻繁に変わる。だから次のルームメイ…

※この小説は同じ高校で同じクラスの【影山秋】を軸として、【夏目陽奈】【月島千春】の3人の視点で物語が進んでいきます。見出しタイトルと本文の先頭に【】と名前を入れて（例：【影山秋】…

自らが開いた自殺オフ会で、私はこう提案する。「なぜ我々だけがこうも苦しまなければいけないのか？我々を黙殺する者達にも血潮を流す責任があるのではないか？」と。――そして私は殺戮へと…

小学五年生の少年、真樹の目の前から育ての親である蘭が消えた。 果たして彼女はどこへ消えたのか、なぜ失踪したのか、失踪直前に現れた黒服の男は誰だったのか、自分は何なのか、なぜ引き取…

　わたしが個人的に好きだったり、印象に残ったりした作品をたまに紹介しています。ついでに自作の宣伝とカクヨム活動記録的なあれこれ。 ※紹介作品は、すべてわたしの好みによるものです…

機械の修理などを手広く手がける機関調律師を志す『私』は、実務を積んで腕を磨くため大学の友人知人のつてで簡単な修理や調律の仕事を回してもらっている。 これはそんな『私』が携わった機…

愛する妻を失くした“私”は、ある日不思議な店に出会い、そこで出された極上の料理の味が忘れられずに深夜の店に忍び込んだ。 もう一度“妻の料理”を食べたい――その一心で。 ※※※同…

　かつて動物実験でマウスを扱っていた時に、恐ろしい目に遭った研究者。彼が職場から去った後、その研究を引き継いだ後任の研究者もまた、同じ実験室で呪われるのだった。 　全十二話（プロ…

高校二年生となった主人公の前に、突如として現れた実の妹。 なぜか自分を嫌っている妹と近づく為に、幼馴染と色々と試みる主人公。 そんな主人公の不器用な優しさから徐々に心を開こうとす…

ネット小説ならではの、商業作品では読めないものを書きたいと思い『帰郷』を書きました。 4000文字程度のショートショートストーリーです。(文庫本の5ページ程度。3〜4分もあれば…

2000文字程度のショートショートストーリーです。(文庫本の4ページ程度なので、1〜2分で読み終えるかと) 人の街で気ままに生きる、黒猫の話。 他にも、ショートショートストー…

LGBTにとやかく言う世間が、反発する団体が、意味もなく嫌悪する人間が大嫌いだ。 作者のその思いから、この作品は産まれました。 LGBTが理解され、受け入れられて、世界にまた一つ…

ある日、いきなりあらわれたオレンジ色の訪問者。 毛がふさふさで、小さくて、調子っぱずれのカワウソ（もどき）が私に告げる。 「ウソはついちゃダメ！」 「は？」 妖怪？　神様？　…

少年コーギィと魔女のマリーは静かに穏やかなる日々を送っていた。 そこに現れる伯父であるディーンは、コーギィが両親を失う原因となった火事の犯人は魔女のせいだと言う。 真実を知ろうと…

執事である穂高と、その主であるうさぎは一つの部屋に閉じ込められていた。 その部屋はまるでゲームのようで、物をタップすることでメッセージウィンドウが出たり、 はたまた死んでもセーブ…

短編～中編のBL集です。

《凪乃組リレー小説　第二弾》今からきっかり１００年後の未来――西暦２１１９年。世界は「陸」と「海」に二分され、争いは続いていた。高度な科学技術の文明社会を維持するものの、資源の枯…