「あげまん」を含む小説

猫の世話をし、街を歩き、ため息とともに眠りにつく。 これが、僕だ。 ※以前のアカウントが使えなくなったため、小説をあげなおしています。

専業主婦で二人の小さな子を育てる女性。彼女をA子としよう。 その彼女は夫や家族の悩みを抱え込んでいた。 それに気づいているものがいた。 でもそれを深入りできずそのままにしてい…

　結婚生活三年目、わたしは不満だらけだった。 　共働きなのに、家事は全てわたしの仕事。子どもだって欲しいのに、夫はその気がない。日々の不満を打ち明けられるのは、隣に住む純花さんだ…

「ルイズ、お前が父親を殺したのだろうっ！！そんな奴とは結婚する気はない。婚約破棄だっ！」 　婚約者の彼、グリフの18歳の誕生パーティーで婚約破棄を告げられた、それも罪まで被せる…

「クラスに1人はこういう男子いたよね」って言いたくなる作品です。笑いをとろう、クラスを盛り上げようと日々頑張っているけど、これらはすべてある特定の子に向けてやっていることだったり…

　伊咲女子校に通う女子小山田華の、バレンタインを過ぎたある朝の出来事。 　コンビニにて期間限定の数量僅少の新商品が発売されると知り、早起きして買いに行った華だったが、そこに居たの…

　一時間目の英語の授業で当てられないためには、朝ホームの席替えで後ろの席を引く必要がある。宿題を忘れてきた竹彦は天に祈りを託す。 　六年一組で行われた朝ホームの席替えで、二回連続…

「そうだ、パンがなければ焼けばいい！！」見習い錬金術師のアイリスは、空っぽの食料棚を前にそんな天啓（？）を受ける。一日ぶりの食事を得るため、助けを借りたのは契約精霊でサラマンダー…

　霞ヶ関で官僚として働く島崎涼子は、幼い頃の経験から極度に貧乏を恐れていた。自身の地位、すなわち収入を守り、それを引き上げることに全力を挙げる日々を送っている。 　そんなある日、…

良子は姑の光代や夫とは言いたいことを言い合う間柄。向かいの家に住む久美は家族との会話ができずに悩みをかかえている。良子と光代は久美の力になろうとするが…

辞書で見つけた単語で物語を作っていく実験的なもの。短編をぽちぽちあげていく。ジャンルがわからないのでとりあえずその他にしています。

大学同窓会が管理する山荘でフィールドワーク合宿をする学生たちに訪れる、奇妙な体験。 Twitterにあげていたものの完全版です。 ごくぬるい官能描写があります。苦手な方は読むの…

女神さまといえども、世界の理をまげることはできないのです。 それでも涙を流す少女に心を痛め、一日だけ時間をお与えになりました。 少女と再会した人はささやかな時間のなかであることを…

や、やめろぉー！

駆け出しプロゲーマーとネットストーカーの恋愛のお話

⚠️人が亡くなります。苦手な人は逃げてください⚠️ 森鴎外の『高瀬舟』を元に、現代を生きる2人の姉妹の物語を書きました。以下、『高瀬舟』のあらすじです。 江戸時代を生きた2人の…

国を支える大聖女であり未来の王妃でもある私の婚約者──つまり王子は、恋多き男だった。「結婚したら、もちろん君一筋だよ」これが口癖。言い換えれば、結婚するまでは女遊びをやめないとい…

天使の笑顔と評される生徒会長の天川柊。 頭脳明晰で人当たりもよく、皆の憧れる先輩そのものだった。 中性的な綺麗な顔立ちに白い肌。 まさに王子系の存在。 柊には幼馴染のバスケ…

どこにでもいる主婦のあたしの名前はありさ。 しいて言うのなら、旦那はあたしの理想だ。 というよりもそのようにしている。 あたしが褒めて、言葉をかけて旦那をあたし色に染めてあげての…

パーティー内で虐げられている中年冒険者フィンは、クエストの途中、森の奥で巨大な怪鳥の命を救う。 その日の夜、銀色の髪とルビー色の瞳をした美しい少女がフィンの元を訪ねてくる。 「…