「純文学・カクヨムオンリー」を含む小説

蝉が鳴き始めまだ夏が始まって間もない頃、僕は"過去"に戻る。

家にやってきた念願の犬、ジョーと僕はまるで兄弟のように毎日を過ごしていた。やがて高校生になった僕は、忙しさを理由にジョーの世話をしなくなり、見向きもしなくなる。そして段々ジョーは…

この本面白いよ、勉強になるよ、とりあえず読んでよ、という本があれば感想欄に書いていただくとそのうち読みます・書評します。 ポチるか、借りるか、探すかは、まぁ、その時の私の懐次第で…

　とある寄宿制のキリスト系の女学校、二年Ｄ組に、転校生が来た。 　ドイツから来た転校生に、クラスメイト中が色めき立つ中、「あの子」の扱いだけはいつもと変わらない。 　しかし、転校…

これは医療に関するお話です。あなたはドラマを見る時、ただ、その時に流されて見ていませんか？　女優や俳優目当てで見ていませんか？ これを見れば、あなたは少し理解しながらこれから先の…

　社会人というのか、浮浪者というのか、さては学生というのか分からない男性が、そこに暮らしていた。夢を見ているのだろうか。彼はふらふらと旅に出る。そこに目的がないはずはないだろう、…

　私は小説を書いた。 　この小説は完全かつ完璧であり一抹の瑕疵すらない宝石であったが、宝石とは世に出て愛でられてこそ価値があるのであり、当然私の小説も世間一般に広く読まれなければ…

　さぁさぁ、お買い得だよ、お買い得！　お、そこのお客さん。ちょっと見ていかないかい？ ※続き(？)できました！ https://kakuyomu.jp/works/11773…

【あらすじ】※黎明からが本編 　とある国の王女様であるプシュケは、美の女神アフロディーテをも凌ぐ美貌の持ち主。国民からは女神として崇められているが、彼女を愛する者はゼノンを除いて…

３０歳になり交際７年の女性と結婚式に臨む１人の男。 男の心を蝕む毒はどうすれば浄化されるのか。 ※２週間に１回、遅くても月１回の更新目安にしたいです。 気長にお待ちいただけます…

生きる意味が見いだせない大学院生、上条美生のもとに、高校時代に上条に思いを寄せていた青年、霧生仁人からの手紙が届いた。彼は難病を患い、半年後に海外で安楽死することになっていた。 …

　自分の中には何があるんだろう。 　そんな思いで、上原 透（うえはら とおる）は「なんとなく」会社を辞めた。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ （…

夫とは二年前に離婚。二人暮しだった息子は病気で亡くした。 若気の至りとはよく言うもので、家庭を顧みず散財に走り、他の男に現を抜かしたバチが当たったのだ。 人生で最大の過ちを犯して…

どこにでもいるような、取り立てて特徴のない女の子。 そんな彼女が、「女子高」という閉鎖空間で 見目麗しいクラスの女子に特別な感情を抱くのは、 自然な流れでした。

「一つ聞きたい事があるんだがね。君達、ジャップは！　おっと失敬！　失敬したね！」 HJ【ヘイト】小説大賞2018参加作品 日本人として初めて受けた差別体験とオーストラリアの長期旅…

二人の男は不思議な夢から目を覚ます。ひとりは不吉な夢から、ひとりは心地よい夢からの目覚めだった。 神奈川県内の大学に通う男は、卒業論文で関東大震災時における朝鮮人虐殺事件を調べ…

紙ひこうきと二人の少年の話

凡人画家の『櫻葉 縁』が自分の答えを探す為の物語です。 初投稿ということもあって短編を予定しております。一部言葉使いが適切ではないかもしれませんがご了承ください。

山本正純さまの自主企画「登場人物にインタビューしてみた！　Part2」への参加作品です。 「最後の夏をもう一度　～キミと居た９日間・忘れられざる日々～」（https://kaku…