「いるもの」を含む小説

わたくしは夢を見ていたのです。そう、それは確かに夢でした。 その夢にはお花畑がありました。とてもとてもきれいなお花畑でした。 ですからそのお花をひとつひとつじっくりと見ました。 …

　幻無高校で学校生活を謳歌していた神風　核（かみかぜ　さね）は、四人の仲間に囲まれた楽しい学園生活を楽しんでいた。 　あるとき友人たちで地底人を探す探検部という部活動を始めること…

みんながみんな思っているんじゃなかろうか。 小説投稿サイトに求めているものは今のようなものじゃないと！

ハルヒと長門を巡るクリスマスの事件が収束してまもなく、 鶴屋家の旧別荘に来たハルヒたちＳＯＳ団。 スキーに繰り出したものの突然の吹雪に見舞われ、謎の洋館に迷い込んでしまう。そこで…

短編というか、掌編というか。 その程度の長さの、「ちょっとしたひと時」に読める小説を掲載していくつもりです。 中には詩のようなものや、童話のようなものも載せていく予定ですので、ど…

地元の大学で楽器のリペアを専門に学ぶ学生：森野内は、楽器の修理のアルバイトをしている。中学校の吹奏楽部への出張で出会った2年生部長：佐倉鈴鹿を見かけてから、自分の中の「ある思い」…

「コーヒー、ブラックでよかったよな？」 「うん」 　僕はコーヒーを注いだマグカップを二つ持って、香里のところへ戻る。 　――から始まる、千字未満の物語。 　自サイトにも載せて…

　今日、俺あてに一枚のＤＶＤが届いた。 　それはどうやらビデオレターのようだった。 　差出人は、三ヵ月前に親の転勤で引っ越した幼馴染のみさき。 　引越しした最初の頃に、メールの…

今の時代、昔の常識が通用しないことが多々見受けられる。時の流れというのは恐ろしく早いものである。そんな世で時代柄に関係なく受け継がれているものは沢山ある。童話及び昔話や伝記といっ…

現代ならではの、密室人外消失ミステリー！！ ※自分としては、新奇の密室トリックのつもりで書きました。 ※しかし原理として、とっくに使い古されているものだと、書いた後に気がつきま…

今日という日。思いつくままに色々心に溜まっているものを吐き出してしまおうと思う。

物心ついた頃から周囲に女の子の姿が途絶えたことのない、超モテ男の新田昭久。 ひょんなことから知り合いの深浦（男）とデートをしなければいけないことになってしまって…… （いくらナ…

あることをきっかけにステージを離れたボーカリストの俺（森口 樹）は自身が店長を務めるライブハウス兼バーでの仕事が日常になっていた。 しかし、一人のギタリストが声をかけてきた事こと…

ある熱い夏の日の午後。 熱気に満ちた部室で、二人の男が決して負けられない決闘（意味深）を行っていた……。 超短編です。小説家になろうで公開しているものに、一部書き下ろしを追加し…

男たちが部屋に集まって何やら話している。人は誰しも少し変わったフェティシズムを持っているものだ。今日はその、変わった趣味の話を聞かせてあげよう。

　――世界。 　並行世界。 　ああ、そうだ、クレアノンが、一番興味を持っているもの。 　それは、並行世界。 　もちろんクレアノンに、新たな世界を丸ごと創り出すほどの力はない。 　…

大学生である「私」の元に一通の差出人不明の手紙が届く。 その手紙には「私」に代理ストーカーをしろという内容が書かれていた。 ほんの気の迷いから徐々に「私」はストーカーに手を染めて…

　生来からの怠け者で、ぐうたらで、ろくでなし。「働いたら負け！」が座右の銘で、4行以上のセリフは寝てしまうという、神様から折り紙付きで、熨斗まで付けられたダメ人間・新居浜透が、事…

　かつて希望と絶望を司る神が崇められていたサンドリア王国。 　今は亡き神の血を引く子孫ウェイグは生まれながらにして宿命を背負い、サンドリア王国の歴史を暴いていく。 他所で連載…

　達波高校に通う並木伸也はある日通学路の途中でクラスメイトである南野小百合と出会い、図らずとも彼女を助けることになってしまう。そして、同じクラスメイトである門崎茜に、「百合早と友…