「困った」を含む小説

柏技彩恵(かしわぎはなえ)、二十一歳は、身長百六十二cm、上から88.60.85である。(何かとは言ってない) 　 そんな彩恵は困っていた。駅前でしつこい二人組からのナンパに。 …

鶏沢酉斗は自分の店である焼き鳥屋に友人が来ることになり、頭を抱えていた。 彼の店で働くヒヨコとタマコは、なぜそんなに困っているのかと声をかける。 するとどうやら酉斗の友人はベ…

　のんびり空を飛ぶノンちゃん。 　たくさんの太い棒が飛んでいました。お尻が、火事で困っている様子。 　みんな焼き鳥に変えてしまいました。 　みんなで美味しく食べていたノンちゃんの…

これは地上ではなく天界のお話。とある1人の子どもがいたずらをしたせいで少々困ったことになる…

ハルは困っていた。 初めて家に招く意中の相手に振る舞うランチの内容が全く思い浮かばなかったからだ。 友達に電話してもダメ。そこで彼女が思い浮かべたのはー 暖かな春の日差しを待ち遠…

妻からの相談を受けて困った分隊長の鬼之面は右腕の懐刀とともに、夜の街へと調査に乗り出して……。

旅の途中、お金も食べ物もなくなり困っていたところを偶然出会った男性に助けられる。旅の資金が貯まるまでそのまましばらく滞在することになったライゼはある日、その国だけで起こる不思議な…

88歳のジジイはある日の朝、透明人間になってしまう。困ったものだと頭を抱えたのも束の間、透明であることを活かして自由奔放悪行三昧！ しかし、ひょんなことからジジイはあることに気が…

隅田ミツコ、88歳。動物好きの彼女には、いつもペットを飼っている。 ひ孫の昌（さかえ）はある日、彼女のネコに言われた。「ミツコを守れ！」 【KAC20225】5回目　『88歳』

私には酷い酷い両親が居た。暴力、酒、タバコ、ギャンブル。ただ、おばあちゃんだけはとても優しかった。そんなおばあちゃんが渡してくれた少女漫画こそが「ラブドリーム」まるで自分にとって…

空に大きな黒いヒビが入り、そこから巨大な竜が姿を現した。一息で国ひとつ焼き払う悪しき存在を倒してこいと、聖剣一本渡されて放り出された生贄勇者。なぜか後ろをついてくる、災厄の竜に興…

死人に口なし、というけれど。 蘇ってこられちゃ、困っちまうぜ。

　私立の高校に通う僕。目立たず、静かに過ごし、何もない平穏な毎日を送っていた。 　だが……。 「あははー。オタクくんって面白いね〜。ボク気にいっちゃったなぁ〜」 　隣の席に座…

先生：悩めるラノベ作家 私：先生を観察する女子大生

第六感を持つ冒険者の少女、メルツ。 相棒の青年シルバと共に、今夜も仕事を頑張ったのだけれど、どうも彼は彼女の能力に思うところがあるようで……？ ※KAC2022 ～カクヨム・…

祥生は物心つく頃から言葉を矢として見ていた。見るだけじゃなく体に当たれば痛みも感じていた。それを第六感と呼ぶかは彼にもわからない。 親友の柊と登校中にも矢は見えていた。思春期の真…

第六感をお題に小説なんて思いつかないわ…。 KAC2022に参加中の早川優子はなかなか面白い話が思いつかず困っていた。 そんな時でも普段の日常は続く。 趣味で小説を書きながら、母…

夢の中にしか存在しない街の中を散歩する少女・ナオ。 彼女は噴水広場でサチという年上のお姉さんに出会う。 最近引っ越して来たばかりの彼女は新しい高校が分からなくて困っているのだとい…

　俺には、見えてはいけないものが見えていた。所謂、妖怪というものだ。 　別にそれで困ったこともなかったので気にもしていなかったが、いつの日からか一人の妖怪に付きまとわれるようにな…

　僕たちは、北海道ツアーでスキー場に、やって来ました。 　途中、ガスに巻かれて視界ゼロに、同じくスキー場で困っていた親子と一緒に、宿に向かいました。