このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(81文字)
やっぱり怪談ってちょっとリアリティとは違うジャンルじゃないですか。そういう意味では没入というか、当事者感を持って読者がのめり込むジャンルではないと思います。ですが本作は最初の一文があまりにも共感出来過ぎて、催眠のようにグッと引き摺り込まれてしまいます。なので話の怖さもより沁みて感じられます。この巧妙な拵えを是非ご一読下さい。
今回の恐怖と、もし次に……、という予感的な恐怖。二重の怖さを味わえました!
怖いですねーっアメリカ映画とかでありましたが、これはまた別の恐さですねーっ。きっと、皆さんの心臓を凍らせてくれるでしょう。それでは時間のようなので、これで失礼しますねーっ。それでは、さよなら、さよなら、さよなら。こっちに、おいで。ひひひひひ