終盤、ゾクッとしました。上質な短編怪奇小説で、黄昏の語源から、まるで闇夜へと導かれるように話は進み、そして…怖さだけでなく耽美的な雰囲気も漂う作品でした。
感情に振り回され、感情に辟易としている愚か者が、感情を題材とした物語を書き、感情を昂らせています。
やっぱり怪談ってちょっとリアリティとは違うジャンルじゃないですか。そういう意味では没入というか、当事者感を持って読者がのめり込むジャンルではないと思います。ですが本作は最初の一文があまり…続きを読む
今回の恐怖と、もし次に……、という予感的な恐怖。二重の怖さを味わえました!
怖いですねーっアメリカ映画とかでありましたが、これはまた別の恐さですねーっ。きっと、皆さんの心臓を凍らせてくれるでしょう。それでは時間のようなので、これで失礼しますねーっ。それでは…続きを読む
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