意味深なタイトル、そして「主人公が二人いる」という点に惹かれ拝読。着眼すべくは「視点の切り替え」で、二人の主人公の目線が切り替わる二重構造的な構成となっていて、ある出来事を多角的に解釈出来る為、物語の奥行きが更に増しています!これを破綻なく成し遂げているのは、ひとえに作者様の構成力、そして創作センスによるものだと思います。(僭越な物言いで恐れ入ります)また作中では哲学的な問いも織り込まれていて、とても深みのある作品だと感じています、是非ともご一読を!!
びっしりと詰まった文字から、世界観の伝わってくる素敵な作品です!ファンタジーが好きな方に、ぜひ一度読んでいただきたいです。映画のように、情景が頭に思い浮かびます。ゆっくりと読書を楽しみたい方、じっくり腰を据えて読んでみてはいかがでしょうか。
タイトル通りのスタートであり、読者を裏切ることのない物語です。序盤で二人の主人公に対する思い入れも出来、引き込まれます。物語の途中、二人の主人公の視点が変わるのも楽しい。「この時はどうだったか」「あの時は?」と読者を楽しませてくれます。この後の旅がどうなるか。とても楽しみです。おすすめ!
序章までしか読めていませんが、とても知的で上品な文体で重厚な物語が展開されるファンタジーです。主人公の視点が変わるのがイイ仕掛けになっていて、『お?』と思わせる上手さがあります。表現の幅の広い作品だと感じます。