「ホラー（短編）」を含む小説

『ボトルメール』をテーマに書いたもので モチーフは夢野久作先生の『アレ』です。 残酷描写がありますので苦手な人はご注意ください。

飼い猫を食った化け物と僕の、秘密にまつわるお話。 【あらすじ】 中学生の僕は、逃げた飼い猫を探すべく、村の住人に猫の行方を尋ねていく。 ある村人によれば、猫はどうやら森の中に…

首なし女という見世物の噂を聞いた。首を失った女をどういう方法でか延命している、そういう内容の見世物らしいのだけど、それが本当なら素晴らしい。この寂れた見世物小屋を建て直す最高の商…

　みんなには、お友だちがいますか？ 　一緒にいるだけで心がポカポカして、ホッとする、大好きな人。 　わたしもいるんだ。そんな人が、たった一人だけ――。 ［登場人物］ 美奈………

◆ちょこっとだけホラーです。 『青』を感じてくれたら、いいな。 そんなに、裸足で逃げる程、怖くありませんよ。 さくっと読めますので、お気軽にお立ち寄りくださいね。 ◆よろしくお…

数時間前にホラー映画を観たきみは、微かな音と暗闇に怯えて眠れなくなる。しかし、どうしても寝不足で明日を迎えたくなかったきみは、睡眠のため、深夜二時の秋空の元へと駆け出た。

梅雨でもないのに雨は降り続いている。 そのうち私は体調を崩し病院を受診するのだが、最新の治療を勧められ入院することになった。 治療が終わり、外に出てみるとそこに広がっていた世界は…

事故で死んだ主人公は、ドナー提供で脳死した女に脳を移植され、その女に成り代わる事を余儀なくされる所から始まる、ある意味転生物語。

第一子を妊娠中、ひどいつわりに苦しむ「私」は静養と通院のために実家へ戻るが、点滴で命を繋ぐ日々に答えの出ない不安を抱く心は晴れることがない。 ある日、いつものように病院から帰り座…

原作は私の見た夢です。 同作者の「夢日記」とは関係ありません。 何故なら夢だからです。

警察に出頭したひとりの泥棒。 彼はすべてを包み隠さず話すつもりなのだという。 罪に問われることを覚悟で自ら足を運んだ、しがない泥棒の願いとは何なのか。 全ては、彼が「田所淳一」…

　百香の家族は、夏が近づいてくる時期に九州にあるおばあちゃんの家へと向かう。 　おじいちゃんの命日があるからだ。 　けれど百香は、おばあちゃんの家には行きたくなかった。あの古い家…

　自然災害により、地表が雪と氷に閉ざされた世界。 　「僕」は、最後に生き残った人々が暮らす「雲の町(クラウドシティ)」に辿り着くが、それまでの一切の記憶を失っていた。 　赤い服を…

少し不思議なホラー短編を不定期に上げていきます。

夕刻の赤い光が射し込む部屋に、兄の死体が転がっている。 ※流血あります。

日常ホラーオムニバス

苫小牧からの帰り道。電車で一人揺られていた。 気がつくとスーツ姿の紳士が一人座っていた。 どこか奇妙な光景に、私は好奇心を抑えきれなかった。

僕が帰宅途中に発見したのは未知の道だった。好奇心につられて未知の道を歩いていくと、少しずつ違和感を感じていく。謎の肉塊、不思議な公園、だれもいない住宅街。この道は未知に満ちている。

結婚してわずか１ヶ月で、旦那の浮気が発覚する。 怒りに狂った妻は、旦那に復讐をしたのである。

　まだらに生えた羽根を引き抜く、一本、一本、また一本。 　雨に濡れたように光る傷口、ぎざぎざに尖った肌とその下の肉。