「白く」を含む小説

柴田恭太朗様主催の自主企画【三題噺 #37】「皿」「剣」「サイン」 に参加するために書きました。 嶺は焼物の職人である父に憧れて修業を始めて４年。 中学に入ってから絵付けの修…

キラキラ楽しそうに浮かぶ、お花。それは『花手水』と書いてありました。 ふと、感じたその気持ちを、詩に……。 そのお店にあった花手水は白くてまぁるい、大きめの深皿にお花たちが仲良さ…

主人公は、もふもふなマルチーズの女の子を飼っている男子大学生。 だが、ある朝目覚めると、飼い犬が美少女の姿になっていた――！？ わうわう鳴く白くて丸っこい生きものは、黒髪ショー…

ねえ。 たとえわたしがいなくなっても、きみはお店で踊り続けたね。 たとえ、わたしがいなくなっても、新しいお店なんて開拓せずに同じものだけ食べ続けたね。 どうだった？ わたしがいな…

陽光学園高学校は、新校舎建設中の間、夜間学校・月光学園の校舎を昼の間借りることになった。 「夜七時以降、陽光学園の生徒は校舎にいてはいけない」という校則があるのにも関わらず、ある…

　高校一年生の藤宮樹は入学式に向かう途中、同じ高校の制服を着た白く美しい女子高生が目に入った。 　そう、彼女の名前は噂の高校二年生「氷波冬華」。 　美しさは言うまでもなく、中…

平和主義で戦闘能力を持たない、丸くてモフモフで好奇心旺盛――最弱とも呼べる一匹の魔物は、とっても甘えん坊だ。 生まれてすぐに訪れた命の危機を、人間の少女に救われ友達になった。七…

アルビノの生物兵器が、東京ディズニーランドへ行った時の事を記録したものです。 ディズニーをよく知っていても、いなくても、わかりやすく解説していくつもりですので、どうぞよろしくお…

やっと見つけたのは、主人公へのターニングポイント。 切望したその瞬間に、彼は人助けを選択する。 彼は自分の中だけでなく、助けた誰かにとっても特別な人間になっていくだろう。

　両手に収まるぐらいの友達、そこそこの成績、まあまあ充実した部活。それなりの青春を謳歌していた俺は、コンビニから帰る途中の夜道で、不気味な化け物と出会ってしまう。 　襲われる寸前…

　「不正」　　　　多摩川　健　　 　　　　　あらすじ　 　　　　　　　　　 　　　　 　母が進む左手は急な昇りにかかっている。雪肌の所々で泥水が跳ねる。………息が切れる。…

《昔々、とある王国に白く美しい髪を持った心優しい王女がいました。》 　国民に恐怖を与えた《半端者の王》と、それを倒して王位についた勇敢な王のお話。 　レヴィン王国には、そんなお…

――"ねぇ、おじさん。そこ暑くない？"―― 疲れきった里帰リーマンと可愛いJKがキャッキャウフフするお話です。（大嘘） ▼まじめなあらすじ 「帰りたい」 8月のとある日、職場…

公爵令嬢キャロライン＝キャンベルは、婚約者のナイジェル第一王子を虐めた咎で婚約を破棄され、辺境伯ゴードン＝ゴールウェイと婚姻を結ばされた。 ナイジェル第一王子とキャロラインの婚姻…

《昔々、とある国に白く美しい髪を持った心優しい王女がいました》 　悲しみの歴史の中心にいる氷の王女、オフィーリア・バラク。 　これは、彼女がまだ、心優しい王女、オフィーリア・レ…

小さい頃、店先に並んでいたその子を私は一目で気に入ってしまい、普段することのないおねだりをお父様にした。 その白く柔らかい肌、キレイな長い髪、スモークグリーンの吸い込まれるような…

人間の外枠が見えなくなる眼鏡。 その眼鏡をかけると、人間の中身が見える。 煤で汚れた灰色の布きれ、暖かな光、空気中の塵を引き寄せるピンクの引力、白く柔らかな羽毛の塊。…

《あらすじ》 とある理由で兄妹ふたりぐらしの妹の緋鞠とその兄。 緋鞠は日々の仕事で疲れている兄を癒そうと、この夜ある作戦を実行する。 その作戦とは......。 《登場人…

街灯の下煙は白く浮かび 光に影ができる・・・