「映画館へ」を含む小説

夢月七海さまの自主企画「同題異話・十二月号　　おやすみ映画館」参加作 繁華街を抜けた先にある目立たない単館の映画館。 時代に取り残されたようなキャメル座は別途家賃収入があるオー…

　夜、川の字に敷かれた布団に潜って 　聴く 　母の語り聞かせが 　ボクは大好きだった。（全４話） ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ▶同題異話 ・タイトルが「おやすみ映画館」…

　元恋人の理沙の行方が分からなくて、思い出の海辺へとやってきた斗真。そこで、再会した理沙は以前と変わらない態度で接するものの、心にはある決意があった。 夜の海辺で話すうち、二人の…

映画館で私の内ももの上を這って来た手に私はコンパスの鉄槌を食らわせた！ しかし、それは私の“勘違い”だと分かり……

「眠れない」高校生、田中倖一郎は安眠の地を探して今夜も三津由園市内を彷徨う。 山中の墓地、葡萄畑の映画館とたらい回しにされた末に辿り着いたのは、経営破綻した廃遊園地。朽ちかけた観…

【全６話】高校生の今泉譲《いまいずみゆずる》は父親とスーパーで買い物をしていると、クラスメイトの日向寺美咲《ひゅうがじみさき》とその母親と出会う。美咲はその夜母親の様子が変だった…

映画館で知りあった二人は、映画の上映時間が、唯一忍ぶ愛を育む時間になった。

高橋映真は映画を観ることが大好き。映真が住む町にできた小さな映画館「鈴木シネマ」。どんな映画が上映される？　こんなに近くに映画館があるのに、鈴木じゃないから入れないなんて。 決め…

Cさんと付きあうA君は、いやらしい映画を見にいって、スクリーンで、見てはいけないものを見てしまう。怒って帰宅して、Cさんとけんかして、仲直りしやがって…。一番かわいそうだったのは…

適当な時に書きたいものを詰め合わせ。 映画館のアンソロジー。

翔太と美咲は、小学校からの親友。映画館で彼らの関係は少しずつ変化し、心の距離が近づいていく物語。

暗闇の中、私は唯一死への光を灯した。 そんな私に再び闇を歩ませてくれたのは、貴女。 一緒に、染まろう。暗い、暗い、漆黒に。 魔法のiらんど『溺愛』（原作：映画館、作画：榎ぽのに…

時が流れ、想い出が薄らいでも、僕はあの日の約束を覚えている。 君と約束したこと「あの映画館で待ってる」 今日も君は来ない。

三十過ぎて彼女無しの僕は友人にすすめられるままにマッチングアプリを紹介された。マッチング候補にある女の子のプロフィールが飛び込んだ。「結婚相手を探していません」と。そんな彼女が気…

＃掌編２作収録 ＃メガネをかけた友人三人と、映画を見に行った時のくだらない話 ＃抑止力は人によって変わるだろう？

一風変わった映画館に座るのは、自分のことが分からない少女。自分のことを知っているらしい少年に自分のことを聞くも、返答は曖昧なものばかり……。一体、彼女は“誰”にとっての“何”なの…

フィクションを交えた、エッセイっぽい何かです。 日本最古級の映画館のひとつへ、遊びに行ってきた話です。 友人とのやり取りは、大部分がフィクションです。 友人の許可は得ています。

かつて、雨の町のシンボルだった映画館〈キネマレヴリ〉には一度入ったら出られないという噂があった。 高校二年生の糸雨の両親は仲が悪く離婚し、慕っていた祖父も病で亡くなっていた。幼馴…

障害者だけど、映画館に行けるようになった。 障害者だけど、多額の借金がある。 親に頼りきりで自分で車検の手続きやガソリンの入れ方もわからない。 お金も使いすぎている。 それでも、…

　亡くなった恋人の代わりは…… 　彼女にそっくりな、母親だった。 ＃歳の差ラブコメ