「推理短編」を含む小説

天才大学生、花村優愛。彼女は今日も推理をし、犯人を見つけ出す。そしてその推理をするために、このペンションにいる人を、集めなければいけないのである。誰が？そう、私が！！

私立守端(しゅたん)学園の旧館に、“自分の姿を正しく映さない鏡”があるという噂が広まっていた。好奇心旺盛な中学生・狭山(さやま)みのりは、図書室で「鏡に関する記録が消えかけている…

　事件現場には行かずに話を聞いただけで事件を解決する安楽イス刑事が、報酬目当てに今回は放火犯を捕まえます。

スパイ一家の末っ子は、本屋で遺体に遭遇する。 被害者はその本屋の店員。 遺体の近くには、角が血で汚れている分厚いハードカバーの本。 在庫整理中の店員が手を滑らせて、運悪く頭に…

目覚めると僕は、〈セックスすると出られない部屋〉に全裸で監禁されていた。傍らには同じ状態の少女が一人。 僕は（性欲と闘いながら）推理を重ね、生還を目指す。 ハーメルンにも投稿し…

親友の強い勧めでミステリー研究会に所属した冴木賢は、平穏無事をモットーに今日も穏やかなキャンパスライフを過ごす……はずが、有栖川みれい現るとこに乱あり！　何故か彼女の周りでは不可…

　事件現場には行かずに話を聞いただけで事件を解決する安楽イス刑事が、報酬目当てに今回はスリを捕まえます。

深夜の美術館で起きた密室盗難事件。消えた名刀「雪月花」と、床一面に広がる白い粉。そこに残された血痕と足跡。新人刑事・木村は、美術館学芸員の中島、そして警備会社の山田とともに、3年…

「推理小説なら読者に対してすべてを晒した上で推理させるべきですわ」 閉園間近の雪まつり会場で開かれる奇妙な推理小説談義。 その奇妙さの正体とは。 テーマは「雪」+「ミステリ」 …

　事件現場には行かずに話を聞いただけで事件を解決する安楽イス刑事が、今回は脱税を調べる国税査察官になります。

　歌ヶ江（うたがえ）トキヲ、二十四歳。百九十一センチの長身と、青みがかった銀髪に灰色の目を持ち、すれ違う誰もが振り返って二度見するほどの美青年。 　――なのだが、本人は目立つ容姿…

その日、中学三年生の僕は、人を殺した。 誰にも頼れない。バレてはいけない。これから一人ぼっちの戦いが始まる。 きっと大丈夫。上手くいく。お兄ちゃんなんだから。 犯人視点から描く…

お昼寝から目が覚めたクマくん。森のみんなとおやつを食べようと、ツボを覗いたらあらびっくり、おやつのハチミツがなくなってる！ 一体全体クマくんのハチミツはどこにいっちゃったの？

ドイルのシャーロック・ホームズシリーズのパスティーシュです。語られざる事件の一つ、「だらしない感じの中年女性の依頼」を自分なりに書いてみました。楽しんで頂けたら幸いです。

クラスの人気者が殺された。容疑者は、名前に「空」のついた三人の同級生。 謎が謎を呼ぶ中で、浅野優奈は犯人を見つけ出すことができるか。 「空」を巡る学園推理小説。

ある絵描きの心は如何にして崩れ去ったのか。恐怖症を描くサスペンス。

伯爵令嬢エルデガルドは、ある夜会で婚約者のダメヤンに婚約破棄を突きつけられた。 彼が浮気をしているのを知っていたから返り討ちにしてやろうとしていたのに、エルデガルドが浮気の証拠を…

偏頭痛持ちの真也が頭痛に悩まされる雨の日。突然彼女の麻紀が訪ねてくる。 そしてある一つの「推理」を話し始める。 ２０２１年８月作、noteにあげていた作品の改訂版です。

深夜の廃墟探索中に見つけた「タスケテ」の文字。 僕はこれを描いたのが何者なのか推理してみる。 まさか、幽霊からのメッセージ……？