【一話完結】刑事総務課の羽田倫子は、安楽イス刑事でもある その四

久坂裕介

第一話

 木々の緑もあざやかな五月上旬。私、羽田はねだ倫子りんこは今年この、三十名ほどの職員がいる刑事総務課に配属はいぞくされた新人に仕事を教えていた。


「だからね、この書類はこう書くの」と私は以前、私が書いた備品びひんの注文書を見せた。すると新人の女性職員に、感謝された。

「ありがとうございます、倫子さん! また分からないことがあったら、聞いてもいいですか?」

「もちろんよ。何でも聞いて」

「ありがとうございます!」と新人は、自分の席に戻った。


 私はこの仕事を始めて、三年目になる。だから大体の仕事は、覚えた。新人に、教えられるほど。それにしても初々ういういしいなあ、新人は。私もこの仕事を始めた時は、ああだったけ? 私が新人の頃は、私が書いている警視庁の刑事を主人公にした推理小説をリアルの書くために仕事をしながら色々、観察してたなあ。


 私はそのために警視庁の職員になったのだが今は、仕事よりも小説のことを考えている時間の方が長いような気がする。だがそれは、マズイような気がする。あはははは……。


 うーむ、ここは『初心しょしんに帰る』必要があるわね。刑事総務課の仕事をきちんとした上で、推理小説をリアルに書くために警視庁内を観察するという初心に。


 と私が初心に帰っていると、スマホが鳴った。見てみると、『新藤しんどうだ。いつものところに今すぐにきてくれ』というメッセージが表示された。ま、またか……。正直言って、行きたくない。でも行かなければならない。


 それは新藤刑事は、私の秘密を知っているからだ。私が『青柳あおやなぎ真澄ますみ』というペンネームで、推理小説を書いていることを。私は警視庁の職員だから、地方公務員だ。公務員の副業ふくぎょうは、微妙びみょうだ。だから口が軽い新藤刑事に、言いふらされるとこまる。最悪、この仕事をめなければならないと思う。


 だが今のところ新藤刑事は、そのことを言いふらしてはいない。実は私は新藤刑事たちが解決できない事件にアドバイスをして、事件を解決している。だから新藤刑事は私に利用価値があると思って、言いふらしていないのかも知れない。


 私は推理小説を書いているので、あらゆる事件にくわしい。だから刑事が解決できない事件にも、解決できるようなアドバイスをすることができる。そのかわり私は、報酬ほうしゅうをもらっている。いや、今まではほとんどもらっていないか。今度こそちゃんと、報酬をもらわなければならない!


 そう決意すると私はとなりの職員に、「ちょっと鑑識課に行ってきまーす!」と言い残していつものところに向かった。そこは、鑑識課の隣の部屋だ。ここはあたたかみがあるベージュ色の壁に囲まれて、事務用のグレーの机とパイプイスが一組ある。そしていつも通り鑑識課の徳永とくなが由真ゆまさんと、新藤刑事がいた。更に私が中に入って三人になると、この部屋はちょっとせまく感じる。


 私が新藤刑事と二人きりでコソコソと話をすると、余計よけいなウワサが広まるかも知れないということで、新藤刑事は由真さんもこの部屋に呼んでいる。まあ、そういう配慮はいりょをしてくれるのはありがたい。


 そしてショートカットの髪型が似合う由真さんは、いつも通りニコニコしていた。更に新藤刑事もいつも通り、ムダにイケメンだ。


 はっきり言って新藤刑事は、イケメンだ。軽くパーマがかかった髪と、すず目元めもと。背も高くて、スタイルも良い。だから私が所属している刑事総務課には、彼のファンクラブもあるほどだ。


 だが彼は、性格に問題がある。口が軽くて、いつも根も葉もないウワサ話をしている。私はそういう人を、信用しない。だから私は新藤刑事を、ムダなイケメンだと思っている。


 それに比べて、私は完璧だ。髪型はセミロングで私によく似合っていて、目もパッチリとしていて声も可愛い。あしも細いし、もちろんスタイルも良い。だからよく刑事たちに、『可愛かわいいね』と言われるからだ。


 そして刑事総務課の仕事もできるし、さっきのように新人にも仕事を教えて、おそらくしたわれている。更に、推理小説も書いている。どうだ、私ほど完璧な人間はいない。おーほっほっほっほっ!


 私はパイプイスに座ると、ふんぞり返って右手の人差し指で机を軽くたたいた。コンコンコンコンコンコンコンコン。すると気持ちが、落ち着く。


 また今日も新藤刑事に呼び出されてイラついた気持ちがおさまると、私は確認した。

「私が呼ばれたっていうことは、また解決できない事件が起きたんですか?」


 すると新藤刑事は、低くてよく通る声で答えた。

「ああ、そうだ」


 私は思わず、ため息をついた。はあ、面倒めんどうくさい。どうして私が、事件を解決させるためのアドバイスをしなければならないのだ。それは、新藤刑事たちの仕事だろう。私は刑事総務課の職員だから、その仕事をしなければならない。そして私が書いている警視庁の刑事を主人公にした推理小説をリアルにするために、警視庁内をよく観察しなければならないのに。


 だが、私が知らない警視庁内の情報を教えてくれるというなら話は別だ。それを事件を解決させるためのアドバイスの、報酬として教えてくれるなら、教えてあげても良い。だから私は、聞いた。

「今回の報酬は、何ですか?」


 そう聞かれた新藤刑事は、答えた。

「事件現場に、お前を連れて行ってやる。それで、どうだ?」


 私は思わず、それに食いついた。じ、事件現場?! それは良い! 事件現場に連れて行ってもらえば、よりリアルな推理小説を書ける! 刑事たちが実際にどうやって捜査するのか、鑑識作業は実際にどうやっているのか。それが分かれば、よりリアルな推理小説を書ける! だから私は、聞いてみた。


「今回の、解決できない事件は何ですか?」

「放火事件だ」

「なるほど、放火ですか……」


 放火事件。それを捜査そうさするのは本来ほんらい火災犯かさいはん捜査係のはずだ。つまり新藤刑事が所属する、殺人や傷害事件を捜査する殺人犯さつじんはん捜査係の仕事ではない。だが新藤刑事はそういうことを無視むしして解決できない事件があれば、私にアドバイスを求めるようになっていた。


 誘拐事件ゆうかいじけんが解決できない時は、それは特殊犯とくしゅはん捜査係の仕事なのに、私にアドバイスを求めたこともあった。とにかく新藤刑事は捜査第一課で解決できない事件があれば、私を呼んで相談するようになった。そして新藤刑事は今回の放火事件について、詳しく説明を始めた。


   ●


 都内にある一軒家いっけんやが放火されたのは、昨日の午後十一時頃だ。そこに住んでいたのは真野まの富彦とみひこ、六十五歳と妻の聖子せいこ、六十歳の夫婦だった。警察が調べたところ二人が寝室で寝ていると、パチパチという音がして目が覚めた。


 不審ふしんに思って音がするところを見てみると、家の外に置いてある洗濯機せんたくきから炎が上がっていた。おどろいた富彦はすぐに、119番に電話をした。発見が早かったことから消防車もすぐきたので、火事は家の一部が焼けただけでんだ。夫婦二人とも、怪我けがもしていない。


 そしてすぐに、警察と消防が出火原因を調べた。その結果、出火原因は一番激しく燃えていた洗濯機につながっている、コンセントだということが分かった。だが調べた結果、灯油やガソリンなど火事の原因になりそうなモノは検出けんしゅつされなかった。


 警察と消防は一時、原因はトラッキング現象げんしょうだと考えた。それはコンセントとプラグのすき間にホコリがたまって、このホコリが湿気しっけを吸いプラグの両極間りょうきょくかん火花放電ひばなほうでんが起こり発熱して発火するという現象だ。


 だが更に調べると、興味深きょうみぶかいことが分かった。富彦に何かトラブルは無いかと警察が調べると、あった。それは富彦の家の正面に住む森下もりした敏雄としお、七十歳とのトラブルだ。


 どういうトラブルかと言うと、いわゆる騒音そうおんトラブルだ。その頃、敏雄の自宅から夜になるとほぼ毎日、大きな音がした。それは大音量の、音楽だった。ポップスや演歌えんか、そしてクラシック音楽の場合もあった。



 とにかく夜中に大きな音を出されては、富彦夫婦は眠れない。なので富彦は、警察に相談した。すると警察は敏雄に、夜中は大きな音を出さないように注意した。すると状況は、悪化した。


 敏雄は大音量の音楽を出すだけでなく、富彦の家にきて大声を出すようになった。『お前の方が、うるさい』、『警察に通報つうほうして、ただで済むと思うなよ』などと。


 恐怖きょうふを感じた富彦は玄関げんかんに、防犯カメラを取り付けた。そして敏雄が家にきて大声を出している映像を、警察に見せた。警察はこれからどうしようかと、考えていた。そうしていると、富彦の家が火事になった。


 警察が防犯カメラの映像を見てみると火事が起きた時間帯に、洗濯機が置いてある場所に向かう敏雄の姿が写っていた。右手には500mlほどの大きさの、ペットボトルを持っていた。そして敏雄が戻ってきてから、煙が写っていた。


 警察は当然、敏雄から事情じじょうを聞いた。あの時、何をしていたのかと。すると敏雄は、『ちょっと文句もんくを言おうと思って富彦の家に行ったが、やっぱりめた』と答えた。もちろん、ペットボトルについても聞いた。すると中身は、ただの水だと答えた。


 そして捜査は、そこで行きづまった。もちろん富彦の家から火が出た時間帯に、そこに近づいた敏雄はあやしい。敏雄は富彦とトラブルを抱えていて、動機どうきもある。だが富彦の家に火を付けた方法が、分からなかった。


 警察は初め、敏雄が持っていたペットボトルの中身が灯油かガソリンだと考えた。だがそれは、火事の原因の調査と矛盾むじゅんする。火事の発生原因だった洗濯機の近くからは灯油やガソリンはもちろん、新聞紙など燃えそうなモノは見つからなかったからだ。


   ●


 そこまで説明を聞いた私は、うなづいた。

「なるほど……」


 そして由真さんがれてくれた美味おいしいコーヒーを、一口飲んだ。すると新藤刑事は、聞いてきた。

「どうだ、分かったか、敏雄がどうやって富彦の家に火を付けたのか? それとも敏雄は、犯人じゃないのか?!」


 相変わらず新藤刑事は、事件を解決させようとなると必死ひっしになる。そこだけは、尊敬そんけいできる。だから私は、冷静に答えた。

「いえ、犯人は敏雄ですよ。もちろん」


 すると新藤刑事は、疑問の表情になった。

「そ、そうなのか?! じゃあ一体、どうやって火を付けたんだ?!」


 だから私は、新藤刑事に教えてあげた。

「もちろん、敏雄が持っていたペットボトルに入っていた水を使ったんですよ」


 すると新藤刑事は再び、疑問の表情になった。

「は? 水を使って家に火を付けた? どうやって?」

「もちろん、トラッキング現象を使ったんですよ」

「トラッキング現象って、あれか。コンセントとプラグのすき間にホコリがたまって、火が出るやつか。でも、どうやって?……」


 まだ分からない新藤刑事に、私は少しイラついた。

「とにかく犯人は、敏雄です! 今すぐに捕まえてください!」


 すると新藤刑事は、部屋から出て行った。

「わ、分かった。敏雄から任意にんい事情聴取じじょうちょうしゅで、聞いてみる。『水を使って、火を付けたんだろう?』ってせまれと、特殊犯捜査係に教えてくる」と言い残して。


 それを聞いて一安心ひとあんしんした私は、由真さんが淹れてくれた美味しいコーヒーを飲み干した。するとやはり疑問の由真さんが、聞いてきた。

「でも、おかしな事件ねえ~。水を使って家に、火を付けるなんて~」


 なので私は、答えた。

「トラッキング現象ではコンセントとプラグのすき間にホコリがたまって、それが湿気を吸って火が出ます。でも火を付けようと思えば、ホコリは必要ありません」


 そうして私も部屋から、出て行った。


   ●


 昼休み。私は刑事総務課の自分の席で、まったりとしていた。昼ごはんに食べた、ランチを思い出して。何と今日のランチのメニューは、おにぎりのバイキングだった。しかも、漬物つけもの味噌汁みそしる付き! おにぎりは全部で、五種類あった。さけ、おかか、ツナマヨ、昆布こんぶ梅干うめぼし。しかもちゃんと、海苔のりいてある!


 私は、海苔で巻いてあるおにぎりが好きだった。パリッと歯ごたえがあり、食べると思わず私が好きな海を連想れんそうしてしまう海苔が。その海苔とご飯との相性あいしょうが、好きだった。


 そして、も美味しかった。鮭は、塩気しおけいていた。おかかは、少し自然な甘さを感じた。ツナマヨはやはり、マヨネーズがアクセントになっていた。昆布も、自然な塩気が良かった。そして梅干し。ご飯との相性は今更いまさら、言うまでもない。それがおにぎりの具になって、美味しくないはずがない! とすべてのおにぎりの具は、ご飯との相性がバツグンだった。


 そしてちょっと、おにぎりにきてしまっても大丈夫だいじょうぶ大根だいこんの漬物とワカメの味噌汁で、口に中をサッパリさせる。そして再び、おにぎりを食べる! はい、食べましたよ。もちろん、おにぎりを五種類、全て食べましたよ。


 それにしても、おにぎりのバイキングは最高だった。ぜひ、またやって欲しい。あー、おにぎりがある国の日本人で良かったー! 私は食堂を出る時、思わず食堂のオバちゃんに右手の親指おやゆびを立てた。グッジョブ! 明日のランチも、期待していますと。


 そうして今日のランチに満足しながらまったりしていると、推理小説のアイディアが浮かんできた。私は今、異世界を舞台ぶたいにした推理小説のあらすじを考えている。なぜなら担当の編集者に、それを書いてくれと言われたからだ。むずかしい依頼いらいだが、私はやる。なぜなら私は、プロだから!


 浮かんだアイディアは、こうだ。異世界と言えば、やはり勇者と魔王。普通は激闘げきとうすえに、勇者が魔王をたおすのだろう。だが私が今、書こうとしているのは推理小説だ。なので勇者は剣ではなく、あるトリックを使って魔王を倒す。うん、これはいい。面白おもしろそうだ!


 と私がアイディアをスマホにメモしていると、画面にメッセージが表示された。『新藤だ。今すぐに、いつものところにきてくれ』。私は思わず、こおどりした。はいはい今、行きますよ。事件現場の見学けんがくという、報酬をいただきに。待っててね、事件現場!


   ●


 私が鑑識課の隣の部屋に入るとやはり、由真さんと新藤刑事がいた。新藤刑事は早速さっそく、聞いてきた。

「火災犯捜査係の刑事が敏雄に『お前は水を使って、富彦さんの家を放火したんだろう?!』と迫ると、敏雄は観念した表情になって自白じはくしたそうだ。『その通りだ』と。だがお前は、どうしてそれが分かった?」


 ここでちゃんと説明しないと事件現場の見学という報酬がもらえないので、私は丁寧ていねいに説明した。

「それは新藤刑事の話を聞けば、分かりますよ。まず火事の原因は、灯油やガソリンではない。新聞などに火を付けた訳でもない。それなら警察と消防が予想した通り原因は、トラッキング現象ですよ。トラッキング現象はそもそも、コンセントとプラグのすき間にホコリがたまって、このホコリが湿気を吸いプラグの両極間で火花放電が起こり発熱して発火するという現象です。でももし、わざと出火させようと思ったらホコリなんてらないんですよ。コンセントとプラグのすき間に敏雄が持っていた、ペットボトルの水をかければいいんです。そうすればプラグの両極間で火花放電が起こり、発熱して発火して火事になるので」


 それを聞いた新藤刑事は、うなづいた。

「なるほど、そういうことか……」


 新藤刑事が納得なっとくしたのを見て私は、催促さいそくした。

「それじゃあ、報酬をくださいよ! 事件現場を見学できるという、報酬を!」


 だが新藤刑事は、あっさりと答えた。

「ああ、それな。上司に聞いてみたんだが、捜査に関係のない奴を現場に連れて行くことはできないと言われたんだ。てへ」


 や、やっぱりこうなるのか……。分かっていた。こうなるんじゃないかということは、分かっていた。でも事件現場の見学という報酬に私は、目がくらんでしまった。そうして私が落ち込んでいると、新藤刑事はあっさりとこの部屋から出て行った。

「それじゃあ俺は、まだ仕事があるから。それじゃあお疲れ、倫子ちゃん」


 私は落ち込みすぎて、『うるさーい! お前が倫子ちゃんって呼ぶなー!』と言い返すこともできなかった。そうしていると、由真さんが声をかけてきた。

「今日もお疲れさまでした、倫子ちゃん~。また事件を一つ、解決したわね~」


 それでも私は、落ち込んでいた。何度も何度も新藤刑事にだまされる自分に、嫌気いやけがさしていた。すると由真さんは、提案ていあんしてきた。

「ねえ、倫子ちゃん~。私と一緒に、最中もなかでも食べない~?」

「も、最中ですか?!」と私は、反応してしまった。やっぱり女子は、甘いモノが好きだ。もちろん、私も。だから、答えた。

「はい、食べます。最中を、食べたいです!」


 それを聞いた由真さんは、告げた。

「実は鑑識課の女子職員が旅行に行って、お土産みやげとして買ってきたのよ~。私は二つもらったから、一つづつ食べましょう。あ、最中を食べるなら飲み物はコーヒーじゃなくて、お茶よね~」


 そう言ってお茶を淹れに行く由真さんの姿は、私には天使に見えた。いたよ、天使が。この薄汚うすよごれた東京の片隅かたすみに、天使はいたよ。


 そうして由真さんが淹れてくれた美味しいお茶と最中を食べた私は、もう落ち込んだことを忘れていた。ありがとう、由真さん。今日もがんばれるのは、あなたのおかげです。


 こうして事件は、無事に解決した。だが刑事総務課の自分の席で私は、ため息をついた。どうして敏雄は、放火なんかしてしまったんだろう。その理由は、私にもよく分からない。元々は敏雄が、騒音そうおんを出したのが原因のようだが。


 とにかく放火も、立派な犯罪だ。犯罪なんか起こしたら警察に捕まってメディアにさらされて、社会的な制裁せいさいを受ける。そして刑務所けいむしょで、不自由な生活が待っているのに。犯罪は、わりに合わないのに。はあ……。

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