「忘れた」を含む小説

貴族令嬢のマイン・ビルデンは婚約者のコモノー・サンシターから一方的な婚約破棄を受け、無人島へ島流しにされた。 「わお！　なかなか良い感じの島ですわー」 辺境領地の出身だったマ…

妹が突然死んだ。 神に愛されすぎた妹は天に召されてしまった。 妹が生まれてからわたしの存在を忘れていた両親は妹の婚約者だった三千院理玖からの申し出でわたしを思い出した。 そして妹…

　科学技術が発達した現代においても魔導は廃れてなかった。魔導は、魔法とも呼ばれ、その存在自体は認識されている。 　そんな魔導を扱える者、いわゆる魔導師たちは、その他大勢の一般人に…

お酒を飲んで帰って、翌朝起きた私は、昨日が彼の誕生日だったことを思い出した。 ※ちょっぴりタイトル詐欺です。

　白狼の亜人である少女、ユキは、人間の奴隷だった。 　亜人（ケモミミ尻尾な人たち）と人間の戦争に紛れて、ユキは人間たちから脱走することに成功する。 　そこで偶然にも、亜人の王女で…

楠木蓮《くすのき　れん》が通う学校、鳳櫻高校の二年二組には、『雪白姫』と呼ばれる美少女がいる。 雪のように白い長髪と肌。物静かに教室で本を読む彼女はしかし、誰とも交流を持とうとし…

七色書房の七色処方シリーズ　第二部地上編 「月の影 見上げる太陽　～七色書房の七色処方～」 第二弾は、とある少女が住む北の温泉街が舞台です。残酷描写、性描写ありとさせて頂きまし…

こちらは基本的には前作と同じで、「行き場のないアレコレを逃がす装置」としての脳内ダダ漏れエッセイなのですが。。。 今回は、自分のほかのテーマ縛りエッセイと連動させることにしまし…

ただの、なんでもない日常の妄想文です。 すごくラフに書いているので、文章の流れがおかしいところ等が出てくるかと思いますが、笑って許してくださいね。 （だって近況ノートは下書き機能…

「私の事を愛していませんよね？」という問いから始まるハッピーエンドの短編です。

城ヶ崎俊介は、名前以外は『普通』というコンプレックスを持っていた。 普通を脱却するため、城ヶ崎は死ぬほど勉強して日本トップクラスの清キラ高校に合格。 合格した清キラ高校の生…

勇者パーティーで回復役を務めている青年ノンは、無詠唱で回復魔法を使える『応急師』としてそれなりに活躍していた。 しかしある日、新たに『聖女』が仲間に加わり勇者パーティーを解雇され…

美幸の恋人和臣は、3年前の彼女の誕生日にひき逃げに遭って以来、意識不明のままである。最近、彼の義弟で従弟でもある駆(かける)が美幸に交際を申し込んできたが、彼女は断っている。事故…

姫乃さんはなぜか傘を僕によく借りに来る。「ごめーん九澄くん。また借りに来ちゃった……えへへー♪」　忘れ物屋さんの姫乃さん。彼女のため僕は次から予備の傘を用意していくことにした。 …

結婚記念日には、回数によって名前がついていることをご存知ですか？ 15回目までは1回ごとに、それからは5回ごとに名前がついています。 うっかり屋な僕が、20回目の結婚記念日を忘…

七年前、恋人だった優作を冬山で亡くした霧島桃子は恋愛に臆病になっていた。 人はいつか死んでしまう、桃子はその恐怖から逃れることが出来なかった。 優作が死んで、その悲しみを紛らわせ…

「かみよもきかず」（https://kakuyomu.jp/works/16817330650353496925） のスピンオフです。 似非広島弁の青年将校と、農民生まれの一兵卒…

ウサギに変身できる少女フィオナは、精霊王女。子供の頃に助けてくれた恩人、大好きな”彼”と再会するために、人間の世界へやってきてしまいました。 しかし、２つの世界を分ける境界線を超…

人づきあいが苦手な会社員の水瀬友美。 ある平日の朝、休暇を取ってソロキャンプへ出かけた。 初めて来たカカシの立つキャンプ場。 そこで気さくなソロキャンパー、恭子と出会った。 他の…

『皇族を殺せ。緑の瞳を持つ子は一族の怨念を果たす。さもなければ一族は滅びる』 　それは、ツィンクラウン帝国の第四皇女にして、忘れられし呪術師の一族リンドル家の血を引くアリアリー…