「巴」を含む小説

　鷹羽巴は電車の中で、自分と同い年くらいの見知らぬ美しい少女と出会った。

ゆるくゆるく更新します。 ———— 巴里 虹（ともさと こう）は、食人について、流音 一政（りゅうね かずまさ）から話を聞かされる。 それがどうしたと思った巴里だったが、不意…

歌峰由子さんの「巴市の日々」（https://kakuyomu.jp/works/1177354054882867305）と、拙作「蒼衣さんのおいしい魔法菓子」（https://…

「トオル君、君は【小説の主人公】に選ばれてしまったんだよ！」 白川徹は、自称【ヒロイン】こと藤倉巴から奇妙な宣言を受ける。それは、彼の虚無であり穏やかな昼休の終焉だった。 屋上…

巴 金香（ともえ このか）は寺子屋で教師手伝いをしている十九才。 母を早くに亡くし父親は仕事で留守であることが多く、家庭の愛情に恵まれずに育った。 そのために自己評価の低いところ…

私立清風高校。地元では偏差値が高く有名な進学校である。自由な校風と高い進学率、おおらかな土地柄もあわさり地元民にとっては自慢の学校だ。しかし、そんな学校でさえも異端とされる自由す…

小学校時代、いじめられていた彼ー螺鈿（らでん）はその時優しくしてくれていた女の子、綾巴に恋をする。しかし、お互いの引っ越しによって離れ離れになるも「てがみ」によって交流を続ける。…

とある田舎町で公務員陰陽師をしている青年、宮澤美郷（みやざわみさと）。彼の今回の仕事は、桜の枝を盗む花盗人の捕獲だった。 何とか捕まえようと、犯人だった下っ端天狗に飛び付いた美郷…

二十六歳の社会人、倉敷霞。 彼女は生きてきて一度も強い衝動を抱いたことのない人間だった。 そんな彼女の世界は空虚で灰色。 しかし、ある日、彼女の世界を一変させる存在が現れる。 …

過去にある事件に巻き込まれ、世間的に一時「時の人」となった首藤稔と巴里子のもとに、「君たち二人に推理してもらいたい」と相談を持ち掛ける鈴木一。 必要…なくてはならないこと。どう…

大学卒業を約半年後に控え、 主人公・小鳥遊和巴は東京に住む叔母に 縁談を持ちかけられた。 悩んだ和巴は交際７年目に突入した腐れ縁の 彼・佐渡山晴彦へ相談。 しかし、晴彦からの答…

『７年目の本気』の和巴が上京してから ２年後の話です。 和巴は後悔していた。 もう、２度と会わないと決めたのに、 卒業式に現れた匡煌から『話がしたい』と言われ 拒み切れな…

　腹違いの姉弟卍と巴は、ケムリの中の真実に確信を得るため、強力なバビロンシステムの中へ巻き込まれて行く。虚実に支配されるバビロンで、国や政府による洗脳政策を断固拒否する姉弟は、自…

羽村正貴という変なアラサー男がいた。しかし彼の周りの人間の日常も、なかなか賑やかなものである。 「羽村さん、また明日（https://kakuyomu.jp/works/11…

服部匠さん（@tencus）に書いて頂いた、巴市と蒼衣さんのクロスオーバーパラレル、巴市視点です。暴走しましたええｲｪｲｪｲｪｲｪｰｳｫｳｫｳｫｳｫｰ♪　元作品（https://…

ある日の夕暮れ、たまたまであったその女性は、小学生の頃に遊んでいた人だった。違う学校へ進学し、疎遠になった人との偶然の再会。 自主企画『偽教授杯　絵画に基づく競作小説コンテスト…

乾王宮の女官、李小杏は、人質として暮らす巴国の王太子、耿天祥の側仕えを命じられる。 青い瞳の異国の王太子に魅せられ、次第に天祥と心を通わせていく小杏。だが、その瞳には哀しい秘密…

ある日、破壊神を名告る少女・承森召命が突然、俺の家にやって来た。 『我は腹が減った。眷族や、我に晩餐を作れよ』 実は彼女が俺の飯をせびるのには深い理由があって……。 新しい異…

現代幽霊ファンタジー百合小説です。 三日ぶりに会ったルームメイト、小日向青葉は、幽霊になっていた。 霊が見え、会話もできるこの国で、巴みずなが思ったのは「見送りをさせてくれて嬉…

with Object-Limited Viruses(物質にだけ感染するウイルスを持つ〝何か〟）＝wO-Lvesの物語。 　2018年の日本、特に浅間山麓周辺（御代田、軽井…