絶望ギター

私立清風高校。地元では偏差値が高く有名な進学校である。自由な校風と高い進学率、おおらかな土地柄もあわさり地元民にとっては自慢の学校だ。しかし、そんな学校でさえも異端とされる自由すぎる女神がいた。音町紫弦（おとまち　しずる）。彼女が率いるのは、反社会を歌うパンクバンド『Ｄｅａｄ　Ｈｅａｔｓ』。
家庭環境により男の娘となってしまった鳴瀬巴美（なるせ　ともみ）は清風高校の入学式の数日後、音町紫弦を知り、憧れた。そして、一年後に彼は彼女と出会い、Ｄｅａｄ　Ｈｅａｔｓに加入することになる。これは、絶望のはじまりであった。
＊好きなように、気の向くまま書いておりますので、正視に耐えないほど稚拙なところが多々あると思われます。それをご了承の上お読みくださいませ。